「気圧性歯痛」、「航空性歯痛」という言葉をご存知ですか?
実は気圧と歯は関係があります。
高い山に登ると、お菓子の袋がパンパンになったり、飛行機で離陸の時に耳がツーンと痛くなることがあります。
これらは「気圧のいたずら」で同じことが歯の内部で起こります。
歯の中には、『歯髄腔』という空洞があります。
いつもは外気圧と等しくなっているのが、短時間に外気圧が下がると、その変化に対応しきれず、内側からの圧力で一時的に痛みがでることがあります。
歯の空洞でもう一つあるのが「むし歯」です。
気圧の低下によって起こる歯痛は通常、それほどひどい痛みにならないのですが、むし歯のケースは激しく痛むことがあります。
台風は、比較的気圧の差が小さいので、雨や風などの気候の要素が関係していると言われています。
災害時にバタバタしたり楽しい思い出が痛みで、台無しにならないようにしっかり、むし歯の治療をしましょう。