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ちゃんと知っておきたい歯周病と体の仕組み
歯周病とは、歯と歯肉の隙間の歯周ポケットに歯周病菌がたまり、歯肉の内部で炎症が起こる細菌感染症です。
中高年からの病気だと思われがちですが、15歳以上の3人に1人が歯肉から出血するほどの歯周病を患っていると報告されています。
【健康な歯肉】
健康な歯肉は、淡いピンク色。
歯と歯肉に隙間がなく、しっかりと歯を支えています。
【歯周病の歯肉】
赤く腫れる、紫色に変色しているなど。
歯と歯肉の間に隙間があり、出血などが見られます。
歯周病は歯やお口だけではなく全身の病気と関連しています。
例えば、歯周病の元となる細菌の中には「プロテアーゼ」と呼ばれる酵素を出して、口中の粘膜細胞を破壊し、ウィルスの侵入を助ける特性を持っているものがあります。
また、お口の機能が弱っていると誤嚥を起こし、一緒に入った歯周病菌によって肺炎が引き起こされることもあります。
お口の中を清潔にすると、同時に「噛む」「飲み込む」機能を高めることも大切です!!