皆さんこんにちは😊
はる歯科診療室 歯科衛生士の雪野です🎶
今回はプラークと歯石についてお話します🍀*゜
まずはプラークについて説明します☝️
プラークは、⻭の表⾯に付着する⽩⾊や⻩⾊っぽい柔らかい物質です。
実はプラークは細菌の塊です!
プラーク1mgのなかには、およそ300種類1億個もの細菌が存在しているといわれています🦠
虫歯菌などはこのネバネバした物質の中に棲みついており、唾液やうがい程度で洗い流すことは出来ません💧💦
プラークは目に見える部分だけでなく、歯と歯肉の隙間にも蓄積されます。
歯肉の上のプラークを歯肉縁上プラーク、下に付着したものを歯肉縁下プラークといいます。
基本的にプラークは柔らかいため、歯磨きで落とすことができます☺️
しかし歯肉縁下プラークは、歯肉の下に隠れていますので、肉眼で確認できません。
また歯ブラシが届かない為、ご自身でのケアは難しいです😞
プラークは、歯と歯の間や、歯と歯肉の境目や歯が重なり合ったところ、また奥歯のかみ合わせや歯の裏側などにつきやすいです。
歯磨きのときに意識して磨くことが大切です☝️✨️
プラークの予防の仕方について解説します(*^ω^*)
1.食後は歯磨きしましょう
▶︎ 就寝中はお口の中に細菌が繁殖しやすい環境になるため、特に寝る前には必ず歯磨きするようにしましょう。
2.正しいやり方でブラッシングしよう
▶︎ 歯ブラシは鉛筆持ちをしましょう。
歯肉の際はブラシの毛先を歯と歯肉の境界に対して45度の角度で当て、軽い力で小刻みに動かしましょう。
歯の面は力を入れずに小さな円をくるくる描くように動かしましょう。
3.デンタルフロスも使いましょう。
▶︎ 歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくい箇所です。
1日1回でもデンタルフロスを使うと、プラークの取り残しが劇的に減ります。
歯の隙間が大きい方は時間ブラシも併用しましょう。
こちらの動画も是非ご覧ください⬇️
4.歯医者の定期健診を受けよう
▶︎ 丁寧に歯磨きを続けていても、どうしても磨き残しが出てしまいます:;(∩´﹏`∩);:
その場合は歯医者で定期的に歯科健診を受け、その際に歯のクリーニングを受けることをお勧めします🏥
歯科衛生士が専用の器械でクリーニングを行い、歯ブラシでは取れない歯石も同時に除去します。

次に歯石について説明します。
⻭磨きで磨き残したプラークが唾液の中のミネラルと結合して⽯灰化したものが、⻭⽯となります。
プラークは食後8時間程度でできます⏰
そのまま放置すると24時間後には石灰化して硬い歯石になってしまいます(@_@)
歯石は表面がザラザラしていて、その中も細菌でいっぱいになっています🫢‼️
歯石は、プラークが唾液の中のミネラルと結合して⽯灰化してできるため、唾液腺に近い部分につきやすい傾向にあります。
上の奥歯の外側や、下の前歯の裏側などです。
歯磨きで落とせるプラークとは違い、歯石は硬く、専⽤の器具を使わないと落とすことができません。
放置するとさらに蓄積していきます。
蓄積していくと口臭や虫歯、歯周病などお口のトラブルの原因・悪化につながります(´・ω・`)
こちらの解説動画も参考になさってください⬇️
慢性的な歯周病は、歯周病菌やその菌が産生する毒素、炎症反応性物質などが、歯ぐきの毛細血管を通して、全身のあらゆる組織に送られ、それぞれの組織で悪影響を及ぼしています。
特に、心臓血管疾患、糖尿病、低体重児出産などを引き起こすリスクが高まることは、よく知られるようになってきました。
また、唾液に含まれる細菌が誤って気管支、肺に入ると気管支炎や誤嚥性肺炎の原因になります。
毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。
口腔ケアも自分一人できちんと行うのは難しいと言われています。

当院では、定期的な歯科健診を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。(*´˘`*)
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室