みなさんこんにちは😃
はる歯科診療室です🐼
三寒四温の言葉どおり寒さと温かさが入り混じる毎日ですが、体調など崩されてはいませんか?
桜の便りが待ち遠しいこの頃、体調管理に気をつけて過ごしましょう🌸
さて今日は前回のドライマウスの続きのお話しをします(^^)
前回はドライマウスの症状や原因についてお話ししましたが、今回はケア方法を紹介します✨
前回のお話しはこちら💁♀️
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https://www.haru-do.com/haru-blog

⭐️原因が特定できる場合⭐️
基礎疾患の治療や薬の副作用への対処をしましょう。
口腔乾燥を引き起こす薬剤と発現頻度の一例
● 抗コリン薬(臭化チメピジウム、臭化トリヘキシフェニジル など)
● 抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬(クレマスチン、フェキソフェナジン など)
● 抗うつ薬(イミプラミン、アミトリプチリン など)
● 降圧薬(クロニジン、利尿薬の一部 など)
● 抗パーキンソン病薬(レボドパ、セレギリン など)
これらの薬の中には口腔乾燥を高頻度で起こすものがあり、服用されている方は医師や薬剤師と相談するとよいでしょう💊
⭐️日々のケア⭐️
口腔体操や唾液腺マッサージ、咀嚼訓練、生活習慣の改善によって症状緩和が期待できます。
口腔体操・訓練を紹介します☝️
- 準備体操(深呼吸・腹式呼吸)
○ 背筋を伸ばして鼻から大きく息を吸い込み、口をすぼめてゆっくり吐く。
○ お腹に手を当て、腹式呼吸を意識するとより効果的。
2.お口の健口体操(グー・パー・ぐるぐる・ごっくん・ベー)
○ グー: 目を閉じて口をしっかり閉じる。
○ パー: 大きく目を開き、口を大きく開く。
○ ぐるぐる: 口を閉じたまま舌で口腔内を右回り・左回りになめる。
○ ごっくん: 溜まった唾を一度「ごっくん」と飲み込む。
○ ベー: 舌を前にしっかり突き出して10秒キープ。
1〜5を1セットとして、1日に3回以上を目安に続けると唾液分泌が高まりやすくなります⤴️

- 開口訓練
○ 口を最大限に開いて10秒キープ → 10秒休息
これを5回で1セットとし、朝と夕方に1日2セット行う。
⚠️顎関節症や顎関節脱臼がある方は無理をしないでください。
- 唾液腺マッサージ
○ 耳下腺: 耳の前(上の奥歯あたり)に指を当て、円を描くように10回程度マッサージ。
○ 顎下腺: 顎のライン内側のくぼみ部分を順番に押していく。
各ポイント5回ほど。
○ 舌下腺: 顎先の柔らかい部分に親指をそろえて当て、10回ほど上下にゆっくり押す。

- 咀嚼訓練(ガム訓練)
○ 1日2回(朝・夜)、最初の2分はリズムを決めて噛む。
残り3分は自由に噛むなど合計5分ほど。
○ 左右均等に噛むよう意識して、唾液腺と口腔周囲筋に刺激を与える。
⭐️原因が特定しにくい場合⭐️
対症療法をおすすめします。
● 無糖ガムやキャンディーを噛む
砂糖を含まないガムや飴を噛む・舐めることで唾液の分泌を促し、口の保湿に役立ちます。
● 加湿器の使用
夜間や室内が乾燥する時期(冬場など)に加湿器を使うと、口呼吸による乾燥を軽減できます。
● 水分補給
こまめに水を飲むことで、脱水症状を防ぎ、口の渇きを抑えることができます。
● カフェイン摂取の制限
カフェインの過剰摂取は利尿作用による脱水を招き、口渇を悪化させる可能性があります。
● タバコを含む製品の使用をやめる
喫煙は口腔内の乾燥を進行させる要因になります。
禁煙が口渇改善に役立つ場合があります。
ドライマウス(口腔乾燥症)は放置すると、虫歯や歯周病のリスク上昇、口臭、食事のしづらさ、誤嚥リスクの増加など、生活の実現(QOL)を低下させる可能性があります。
香川の方にとっては、「うどんをおいしく食べられない」という大きなストレスになることもあるでしょう。
気になる症状があれば、まずはお気軽に歯科医院や医療機関にご相談ください。
当院では対象の方に口腔機能低下症やオーラルフレイル予防を目的とした検査を行なっております🔍
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ドライマウス対策をしっかり行い、これからも香川のおいしい食事を存分に楽しんでいただければ幸いです。
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