みなさんこんにちは😃 

はる歯科診療室 歯科技工士の網谷です🎵 

 みなさんは、態癖(たいへき)というものを知ってますか? 

誰にでも癖の1つや2つはあるものですが、中には歯並びやあごの発育に意影響を与え、顔や身の釜みにつながる「態癖」と呼ばれる癖があります。

 態癖は、日常活で意識することなく習慣化していることが参いため、自分では気行かないケースがほとんどです。 

 実は歯は、たった数グラムの弱い力が継続的に加わるだけで動いてしまう性質があります!(◎_◎;) 

 人間の頭は子どもでも1キロ以上あるため、横向きやうつぶせ寝で歯を押さえたまま眠ると、知らず知らずのうちに歯が動き、歯盤びや噛み合わせを悪くし、顔のゆがみなどを引き起こします。 

 永久歯に生えかわる成長期のお子さんは、特に歯が動きやすいため注意が必要です⚠️

 こちらの動画も参考になさってください💁‍♀️

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 一度ついてしまった癖を治すのは、なかなか大変ではありますが、ご自分の態癖に気づき、意識することでお口の問題を改善できる場合もあります☝️ 

 家庭で生活習慣を見直して、態癖がないかチェックしてみましょう☑️

 これらの当てはまる項目はありませんか?

・ほおづえ 

・口呼吸 

・うつぶせ寝 

・爪噛み、指吸い 

・片噛み 

・横向き寝 

 態癖のほかに舌癖(ぜつへき)も歯並びに影響します。

 舌癖とは、舌で上の前歯の裏側や、下の前歯の裏側を押していたり、歯と歯のすき間から舌を押しだしてしまう舌の癖のことをいいます。

普段の日常生活の中で無意識に舌で歯を触って押してしまっていたり、舌を歯と歯のすき間にいれて押していたりしていませんか?

 癖なので、自分でも気づかないと思いますが、お口の中の癖は、歯の並びや滑舌など発音にも大きく影響します。

 また、舌癖があると、歯列矯正治療をして歯の並びを綺麗に整えても、後戻りをしてしまい、歯の並びが崩れてしまう原因にもなります。

・いつもお口がぽかんと開いている

・歯で舌をかんでいる

・常に舌で上の前歯か下の前歯の裏側をさわっている

・飲みこむときに舌に歯があたっている

・むせやすい

・口の中がよく乾いている

・無意識に舌をだしている

・食べるときにくちゃくちゃと音をたてている・食べたものが口からこぼれる

・食べるときに舌をだして食べ物を食べる

・唇を閉じると下顎に梅干しのようなシワができる

・滑舌が悪い 

これらの項目が当てはまれば舌癖がある可能性があります。

舌癖があると、舌と唇とお口の周りの筋肉のバランスが悪くなってしまい、顎の成長や歯の並びに影響がでてしまいます。

 正しい舌の位置は、舌の先がスポット(上の前歯の後ろの歯茎)に触れており、舌全体が上顎にくっついている状態です。 

逆に、舌の先が前歯にくっついているというかたは、間違った位置についている可能性があります。 

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 歯並びや噛み合わせが悪いかたは、舌が下にあることが多いです。

 この状態を低位舌(ていいぜつ)と呼び、舌の筋肉が十分に発達しておらず、正しく使えていない可能性があります。

 舌の位置を正しく保てないのは、舌の筋肉が弱ってしまっているからです。

 改善するためには、まず舌の筋力をトレーニングして鍛える必要があります。

 舌のトレーニングには色々な方法がありますが、一番最初に大切なのは「スポット」に置けるようになることです。

 ここでは、そのためにおすすめな方法をご紹介していきます。

 ●あいうべ体操 

 舌の筋力を鍛えるトレーニングです。

表情筋のストレッチにも効果的だとされています。

 ポイントは、大袈裟だと思うくらい大きくゆっくり口を動かすことです。 

あ・・・口を大きく開ける 

い・・・口を大きく横に広げる

う・・・口を大きく前に突き出す

べ・・・舌を突き出して下に伸ばす

 「あいうべ」をそれぞれ1秒かけて行うことを1セットとし、1日30回を目安に行いましょう。 毎日継続していると、きっと違いが感じられるはずです。

 ●ポッピング 

 舌を正しい位置に置けるようになるために、舌を持ち上げる筋肉を鍛えるトレーニングです。

 ①舌の先をスポットにつけ、舌全体を吸い上げるようにして上の顎に貼り付けます。 

 ②そのままできるだけ大きくお口を開けます。

 ③舌で上の顎をはじくようにして音を鳴らします。 

これを1日10〜15回繰り返し行いましょう。

 最初はしっかり音が出せなくても心配いりません。

 続けているうちに大きな音が出せるようになっていきます。 

 舌をしっかり使えていないと、生きるために欠かせない「食事や呼吸」にも悪影響を及ぼしてしまいます。

 舌の筋力が低下していると、老後に誤嚥性肺炎にもなりやすくなるといわれていますので、ぜひ舌の位置を意識してみてくださいね。

 虫歯や歯周病で歯を失うことによって片噛みになり、それが態癖となり、歯並びが崩れることもあります。 

虫歯や歯周病が悪化しないように早期発見早期治療、お口の中のバランスが崩れないように定期的に歯科医院でお口の管理をしてもらいましょう。 

 また、顎関節症や、かみ合わせの不調でお悩み方はぜひ一度ご相談ください。

ご予約のお電話は 087-833-6480 

高松市西町 13-31

はる歯科診療室

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