みなさん、こんにちは😃
はる歯科診療室 歯科衛生士の森です⭐️

今日は「お子さまにもデンタルフロス」についてお話しします👦

みなさんは虫歯になりやすいかどうかは、3歳くらいまでに決まることをご存じですか?
実は、産まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には細菌がいません!
生まれた後に虫歯の原因菌が人から人へ感染するのです。
虫歯菌の主な感染経路は養育者である父母であることがほとんどです😨

どのようにして感染を防げば良いのでしょうか?
大きく分けて対策は3つあります。

その1

養育者である父母が歯科医院で虫歯の治療や定期健診を行う🏥

少なくともお子さんが1歳になるまでにはご両親の虫歯治療を済ませるのと、

その後定期的にクリーニングする事が大切です。
しかも、これはお子さんの為だけでなく、

ご自身の歯の寿命をのばすためにも一番重要です。

その2

食器を共有しない、咬み与えをしない🍴

感染ルートは、食べ物をあらかじめ噛んでから赤ちゃんに与えてしまう

噛み与えや食事中のお箸やスプーンの共有、そしてキスなどのスキンシップです。
しかし、感染ルートをすべて遮断するのはかなり現実的には難しいですし、

スキンシップなどはとても大切ですので止める必要はないです。
しかし、以下の事はトライしてみて下さい。

① 噛み与えをしない。
② お子さんの口に入れる箸やスプーンは、お母さん・お父さんと別の物にする。

お母さんがかじった食べ物を、お母さんの使っている箸でお子さんの口に運ぶと

その度に一緒に虫歯菌も運ばれてしまいます。
ぜひ、3歳まではトライしてみてはどうでしょうか?

その3

砂糖の多い食べ物、飲み物を控える🍩

砂糖をたくさん取ってしまうと感染した虫歯菌が爆発的に増えてしまうのです。
そして増殖した虫歯菌にどんどん占領されていきます。

3歳までに虫歯菌への感染を防げば、

虫歯になりにくい口腔内環境を維持できるのです☝️

そもそも虫歯になる仕組みとは…

虫歯になるまでに、3つの要素が関係していて
この要素が重なることで虫歯へと進行します。
この3つの要素には、虫歯菌、糖質、歯質があります。

・虫歯菌🦠

主な菌はミュータンス菌で、この菌が食べカスなどによって

歯垢を作り歯を溶かしていく酸を作ります。

・糖質🍬

ミュータンス菌などは、砂糖を多く含むものを餌とするので

砂糖が多い食べ物や飲み物が影響します。

・歯質🦷

歯の質は、生まれながらにして持っていますが
歯や唾液の質で虫歯になりやすいかどうかも関係しています。
歯質が弱いと酸への影響をより受けやすくなります。
乳歯は、永久歯にくらべて歯質が柔らかく

虫歯の進行も早いため特に注意が必要です⚠️

さらにこの3つの要素にプラスして「時間」も関係しています。

こちらの動画も参考になさってください💁‍♀️
   ☟☟☟
https://youtu.be/FbGvjLHeLnE?si=ZdkZyNTZRB-SKr6V

唾液の中には自浄作用があり、洗い流すこで食事で一時的に酸性なった口腔内を

中和する働きもあります。これを、再石灰化とも言います。

お口の中に食べ物が長い時間入っている、あるいは間食が多いとお口の中が中性に戻らず、

酸性の状態が長く続くことになります。
つまり、再石灰化が出来なくなり虫歯になってしまいます:;(∩´﹏`∩);:

おやつの時間などは、なるべく時間を決めて
だらだら食べにならないようにしましょう🍫

虫歯にならないために毎日、虫歯予防を頑張ってされている

保護者の方は多いかと思います😤

自宅でできるセルフケアには、ハブラシによる歯磨きだけではありませんよ!
大人だけでなく、お子さまでも「デンタルフロス」を使うのをおすすめします✨

歯磨きだけでは、約60%ほどしか汚れは取れないのです…🫣
特に歯と歯の間は、歯ブラシで汚れが取りきれず虫歯の高発部位の1つです。

しかし、子供にデンタルフロスを使うのは痛がったりしないかなど、少し抵抗がありますよね😩

正しく使えば痛がることなく使えますよ!

デンタルフロスにはいくつか種類があり、手に巻きつけて使うタイプやフォルダー付きのデンタルフロスがあります。

当院でおすすめしているのは、フォルダーが付いていないものです。
フォルダー付きだと力の加減が少し難しく同じものを、

何回も使うと不衛生な場合もあります。

手に巻きつけるタイプだと、力加減や動きを細かく調整できます!

使い方は、指先から肘くらいの長さに切り両方の中指に巻きつけてピンと張った状態にします。
フロスが撓むと上手く使えません。

人差し指と親指でフロスを固定して、ゆっくりと歯と歯の間に

ノコギリを引くように小さく動かします。

フロスの間隔も10〜15㎝ほどにします。
間隔が長すぎるのもやりづらくなります。

歯と歯の間に入ったら、両隣りの歯の面に擦り付けりようにします。
歯と歯茎の間(歯間乳頭)にも少し添わすようして擦ります。

汚れが取れたら、またゆっくりと上に引き上げて下さい。
引き上げが難しい時は、どちらかの指に巻いているフロスをほどき

横からゆっくりと引き抜いて下さい。

歯茎に腫れや炎症がある時は、正しくデンタルフロスを

使っていても出血することがあります!(◎_◎;)
腫れや炎症が落ち着いてくると出血も少なくなるので、

続けて使うようにしてください^_^

これでしっかり歯と歯の間のお掃除ができます!

もし、デンタルフロスを使うのが不安でしたら、1度保護者の方がご自身で試してみてください!
そうすると使いやすくなるかもしれません!

こちらの動画で使い方を解説してますので、是非ご覧ください🎞️
   ☟☟☟
https://youtu.be/S2lYIamlkB8?si=oH68SsZvAwaZ1FFa

ですが、これを毎食後するのもなかなか難しい時もありますよね。
毎食後にするのは理想的ですが毎食後に時間が取れなかったりお子様の機嫌が悪い時は、寝る前の1回をしっかり行うのでも大丈夫です🙆‍♀️

無理をせずにしてあげてくださいね!
もし分からないことがあれば、お気軽にご相談下さい。

同時に歯科医院での定期健診やフッ素塗布で
お口の健康を保ちましょう✌️

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31
はる歯科診療室

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