みなさんこんにちは😃
はる歯科診療室 歯科衛生士の近藤です!
8月も終わりましたが残暑が厳しい日が続いていますね☀️
日中は暑い日がまだ続きそうなので、外出する際は水分をしっかりとりましょう😊

さて、みなさんは自分の親知らずの状態を分かっていらっしゃいますか?

すでに抜いている方やそのままにしている方もいらっしゃるかと思います。

親知らずは前から数えると8番目の歯で生えている1番奥にある歯です🦷
智歯とも言われますが正式には第3大臼歯と言います!

わたしたちの祖先は、食糧を求めて各地を移住していた狩猟採集時代、穀物や木の実、動物の生肉など、現代人よりはるかに硬いものを食べていました。
硬いものを十分に噛みくだくため、奥歯の本数も多く、それを支える顎の骨も大きく発達していたのです。

つまり、わたしたちの祖先は親知らずが、ほかの歯と同じように普通に生えており、硬いものを噛みくだくのに役立っていました。

その後、農耕時代に移って一ヵ所に定住し、お米を炊いたり、食材を煮たり焼いたりして食べるようになると、硬いものを食べる機会も減っていきます。

こうした進化の過程で、わたしたち人類は親知らずを必要としなくなり、顎も小さくなりました。ところが、困ったことに親知らずは、遺伝子の指令により以前と同じように生えてこようとします。

特に、米食中心の食生活を送ってきた日本人は顎が小さく、親知らずが生えるためのスペースも足りないことが多いのです。
そのため、親知らずが普通に生えず、さまざまなトラブルの原因になることが少なくありません。


親知らずがある方は、気づいた時にはむし歯になっていた!なんてこともあるんですよ🫢

上下の親知らずの歯が綺麗にまっすぐ生えて噛み合っている状態でもそうでない場合でも、むし歯や歯周病、口臭などの原因になります😩

また親知らずが生えてくる時に歯茎が炎症したり、隣にある歯を押すことで歯並びにも影響することもあります😥

こちらの動画も参考になさってください🎞️
   ☟☟☟
https://youtu.be/_6JIhF9jdw4?si=vFckAgYoAO_o1cpz

先程も書いていますがむし歯や歯周病のリスクが高くなる歯です!
原因は磨き残しです🦠
一番奥にあり歯ブラシも届きづらいので汚れが溜まりやすくむし歯や歯周病、口臭、歯茎の炎症などトラブルの元にもなりえます!

親知らずを原因とする歯周炎は「智歯周囲炎」と呼ばれ、通常のむし歯による歯周炎に比べ、炎症の程度が強いのが特徴です。

炎症の広がりがひどい場合には歯茎からの出血、排膿があります😔 
顎にまで炎症が広がると口が開きづらかったり喉の奥や首が腫れることもあります!

こうした症状を引き起こす炎症そのものは、抗菌薬の投与や消毒によって一時的にはおさまります。
しかし、炎症の原因となる親知らずが存在する限り、再発を繰り返すことになりがちです。

私たち現代人にとって、親知らずは、もはや歯の本来の目的である食物を噛みくだき、のみこみやすくするために役立っているとはいえません。
歯周囲炎による重い症状の発症や再発を防ぐため、親知らずは基本的には抜歯をするのが望ましい選択ということになります。

こちらの動画でも解説しておりますので、是非ご覧ください💁‍♀️
   ☟☟☟
https://youtu.be/abhbh5AhXyc?si=D1BmMpO7Fce2Fqbf

トラブルで悩まれている方は早めに歯科医院を受診してくださいね☺️

一方で、親知らずを抜かなくてもいい場合は、以下の状態です。

⚫︎まっすぐ生えており、歯磨きがしっかりできている
⚫︎完全に骨の中に埋まっており、問題が起きていない
⚫︎ブリッジの支えに活用できる

親知らずは、自分では磨けていると思っていても汚れがついているなんてこともあります😱
そんな方はお家でのセルフケアや歯科医院での定期健診を必ずしましょう!

痛くなってからでは遅い時もあるので、早めの受診、治療、予防を心がけてください😊
気になることがあればお気軽にお聞きくださいね🎵

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

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