みなさん、こんにちは😃
はる歯科診療室、歯科衛生士の森です。
今日は、「シーラント」についてお話しします🦷
シーラントってなに???と思う方も多いかと思います。
シーラントとは…
虫歯の治療ではなく、虫歯にならないようにするための予防処置のことです。
最も虫歯になりやすい歯は奥歯で、虫歯になりやすい順番はだいたい下記のようになっています。
虫歯になりやすい順番
①第一大臼歯
②第二大臼歯
③第一小臼歯、第二小臼歯
④犬歯、側切歯
上下の歯の虫歯になりやすさは、奥歯は上下であまり差はありませんが、
やや上の奥歯の方が虫歯になりやすいようです。
犬歯や前歯は上の歯に虫歯が出来やすい傾向があります。
もちろんそれ以外の歯に虫歯が出来ないわけではありません。
奥歯が虫歯になりやすい理由として、奥歯の噛む面には、
小窩裂溝と呼ばれる溝があります。
人によっては複雑な溝をしているので、食べかすや細菌が
溜まりやすくなり虫歯の原因となります🫠
その他虫歯になりやすい部位はこちらの動画でご確認ください🎞️
☟☟☟
https://youtu.be/pxJcfWCEjso?si=M1IQmairMUUb_hYn
シーラントは虫歯になる前に予防の1つとして、その溝に埋めて詰めるものです。
虫歯の治療のように削って詰めるものではなく、削らずに詰めることができ痛みもありません!
シーラントには、フッ素が含まれているので
同時に歯質を強化する役割もします✨
シーラントは、主にお子さまに行うのが一般的です。
シーラントを詰める時期としては、
・乳臼歯が生え揃う時期 3歳
・6歳臼歯が生えてくる時期 5〜6歳
・12歳臼歯が生えてくる時期 12歳頃
が目安の時期です⏰
奥歯はある程度年齢を重ねることで、 だんだん硬くなっていくものですが、
お子さまのうちは、表面のエナメル質が うすくてやわらかいのです。
歯の硬さの成長は竹に似ています。 例えるなら、お子さまの歯は”たけのこ”。
成長するにつれて竹のように硬くなるのです。
また、お子さまの歯、とくに奥歯は汚れがたまリやすく、
そのうえ年齢的にもまだうまく歯みがきができなかったりと、
虫歯になりやすい要素がいくつかあることがわかリます。
生えてきた頃にシーラントを詰めると虫歯のリスクも低くなります(*^ω^*)
シーラントは、前歯の裏にも施すことができます。
奥歯のみならす、実は前歯の裏にも深い溝があリます。
上の前歯は、とくに溝が深く、歯ブラシによる ケアも他の歯に比べてやや難しい場所にあリます。
また、ロを大きくあけても見えづらいため、 汚れていても保護者の方も気づきにくいため、 磨き残しが見られがちです。
奥歯だけでなく、前歯のシーラントもおすすめです(^ ^)
シーラントの詰める流れを紹介します☝️
①歯の溝の部分をブラシで汚れ取り除きます。
②歯の表面を乾燥させ、前処理の薬剤を
塗布して数秒おいてから水で洗浄し再び乾燥
させます。
③シーラントを流し込みます。
④専用の照射器で光を当てて硬化させます。
シーラントをした歯は、シーラントをしていない歯に比べて4年以上で60%も虫歯の効果があるそうです!
ですが、シーラントには虫歯予防できるメリットもありますが、デメリットもあります💦
・シーラントをした歯の表面が分かりにくいた
め虫歯になってしまうと発見が遅くなることもあります。
・虫歯の治療のように削って型を綺麗につくらず、
溝に流し込んで詰めるだけなので取れやすくなります。
シーラントを詰めたから虫歯にならないというわけではないので、毎日の歯磨きや、仕上げ磨きは欠かさず行ってください☝️
もし、欠けたり外れたりして飲み込んでしまっても体に害のあるものではないので安心してくださいね☺️
外れたり、中途半端に欠けたりすると虫歯になりやすいので再度詰め直しをおすすめします。
虫歯にならないよう歯科医院での定期健診も受けましょう!
その他の虫歯予防についてはこちらのアニメーション動画をご覧ください💁♀️
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https://youtu.be/1G9on-TT2NE?si=pEMturhEM9BtzM0b
はる歯科診療室では小さなお子さまでも、フッ素塗布を行っております🏥
お掃除に慣れてきたお子様には、シーラントもしております。
ぜひご来院ください🎵
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