みなさんこんにちは☺️
はる歯科診療室 歯科衛生士の近藤です⭐️
6月になり梅雨の時期に入りましたね☂️
とはいえ、昼間は夏のように暑い日もあります☀️
気温が高くなるにつれて熱中症のリスクが高くなるので、室内外問わず水分補給や体温調節に気をつけてくださいね(^^)
さて、今日はみなさんも一度は気にしたことのある口臭についてお話しします📣
病気などから臭うこともありますが、お口の中が原因で臭うことがほとんどです👄
原因は大きく分けて3つに分かれます。
1、生理的口臭
唾液には口の中のウイルスや細菌を撃退する抗菌作用があります。
そして細菌や食べかすなど口の中の汚れを洗い流し、口臭を予防する働きもあります。
朝起きたてやお腹が空いている時、ストレスを感じたりするとお口の中のだ液は減少している状態です。
唾液が減少すると細菌が増殖し口臭の原因となるガスが発生します。
予防法は唾液をよく出すことです。
食事の時はよく噛んで食べ、歯磨きやうがいなど生活習慣の見直しをしましょう☺️
2、外因的口臭
口の中に入れたものが臭いの原因になるものです。
例えば、臭いの強いニンニク、ネギ、納豆などです🧄
食べた後は食道を通り臭いが発生します。
1、2日で臭いは減少していきますが、大事な予定がある時は避けたいものですね!
また飲酒や喫煙も口臭の原因の1つです🚬🍺
習慣的に摂取し続けると体に取り込まれ血液を介して、全身へと運ばれます。
運ばれた後は肺から外へ放出されます。
食べ物とは違い飲酒や喫煙が習慣化している場合は、体中に臭いの原因が取り込まれているため禁酒、禁煙をしない限りは常に臭っている状態です。
臭いが気になる方は頻繁に摂取するのは控えましょう。
3、病的口臭
体の病気で消化器系、呼吸器系、糖尿病などで臭うこともありますが、お口の中の病気が原因で臭うことがほとんどです。
歯周病、むし歯、歯垢、歯石、入れ歯の清掃不良などが原因で臭います🦠
むし歯や歯周病はお口の中の汚れや食べカスが原因で進行しますが、進行すればするほど臭いがきつくなります:;(∩´﹏`∩);:
歯ぐきからの出血や腫れ、歯がグラグラする、歯と歯の間にものが詰まるなどといった症状は歯周病になっている可能性が高いので早期治療が必要です。
お家でのセルフケアや定期健診で予防をしましょう🏥
はる歯科診療室では、予防治療に力を入れております。
歯周病は再発しやすい病気ですので、プロフェッショナルケアをおすすめしております。
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https://youtu.be/ED0WqXomHrI?si=hFfjH-8JIu7r5gDJ
もう1つの病的原因は、消化不良や肝機能の低下、糖尿病、副鼻くう炎、扁桃(へんとう)炎などがある場合です。
消化不良の場合は、食べたものが胃や腸で停滞し、異常発酵することで腐ったような臭いの口臭が発生するのが特徴です。
肝機能低下では、毒素が分解されないためにアンモニア臭がし、糖尿病ではアセトン臭という甘酸っぱい臭いが特徴的です。
内臓など体に原因がある場合は、歯科医ではなく内科医の受診がおすすめです。
のどにある「扁桃(へんとう)」は、空気と一緒に入ってくる細菌やウイルスを捉えて体の中に侵入することを防ぐ免疫機能を持っています。
その扁桃に炎症が起きて、40℃近い高熱が出る、飲み込みづらいなどの症状が出るのが「急性扁桃炎」です。
多くの場合風邪をきかっけにして発症しますが、急性扁桃炎を繰り返すと「慢性扁桃炎」になる場合があります。
ドライマウスも原因になります。
ドライマウスとは、唾液の量が減って口やのどが乾燥した状態のことを言います。
正常であれば、1日に分泌される唾液の量は1リットルから1.5リットルです。
しかしドライマウスの人の場合、唾液量が半分以下になり、口の中が乾燥して舌に潤いがなくなり、しわしわになってしまいます。
ドライマウスの主な原因はさまざまありますが、特に多いのは加齢です。
加齢によって唾液を作る唾液腺の機能が低下し、唾液の分泌量が減ってしまいます。
虫歯やフィットしない入れ歯を使っているせいで食べ物を噛む回数が減っていたり、ストレスを感じていたりするときも唾液の分泌量が減る場合もあります。
ドライマウスの対策として、まず口が開きやすい人は口を閉じる習慣を身につけましょう。
かむ回数が少ない人は唾液の分泌が減ってくるため、柔らかいものばかり食べずに、かみ応えのあるものを食べると良いでしょう。
また、耳やあごの下あたりを優しくなでたり、ガムを噛んだりすることで、唾液の分泌をよくすることができます。
こちらの動画でもお口の体操を紹介していますので、参考になさってください💁♀️
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https://youtu.be/VlMdBDjkwdE?si=RDkMhUhdU1bhWTwA
最初にお伝えしたように、口臭の大部分は口の中に原因があり、その多くは舌苔と歯周病です。
特に歯周病は磨き残しを20%以下に抑えると、悪化のリスクを下げられるといわれています。
歯ブラシだけでは磨き残しがあるため、デンタルフロスや歯間ブラシを組み合わせて使う必要があります。
歯磨き仕方や補助器具の使い方など、分からないことがあればお気軽にご相談ください😃
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
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