みなさんこんにちは😃
はる歯科診療室 歯科衛生士の森です。

今日は、「赤ちゃんの歯の生えかた」についてお話しします👶🏻

産まれたばがりの赤ちゃんのほとんどはまだ歯が生えていませんよね。
いつ頃から生えてくるか気になる方も多いのではないでしょうか。

最初の歯が生えてくるのは、生後6ヶ月から9ヶ月頃です。
この時期によくよだれが増えてきたなと思うお母さん、お父さんもいらっしゃると思います。

よだれが増えるのは、赤ちゃんの体が母乳やミルクだけでなく

離乳食を食べられる状態に成長してきているので消化に必要な唾液の分泌量が

増えてきていることを意味します🦷✨

しかし、まだお口を閉じて唾液を飲み込む機能の発達が未熟なため、うまく飲み込めません。
そのため増えてきた唾液がよだれになって外に出てしまいます。

赤ちゃんによっては、歯が生えかけた歯茎がむず痒くてぐずったり、

これが原因で夜泣きが増えたり機嫌が悪い時間が増えることがあるかもしれません🥲

もしこのような様子をしていたら歯固めなどのおもちゃを与えてあげるのも効果的です☝️

いろんな種類の素材があったり、音が出るものもあるので

お気に入りになりそうなものを選んであげてください☺️

最初に生えてくるのは、下の前歯が2本生えてきて、

次に上の前歯が2本生えてきますが、あくまでも一般的です。
赤ちゃんによっては歯が生える場所や時期は個人差があるので安心してください。
順番が違ってもその子の個性でもあります!

産まれたときにすでに歯が生えてきているという赤ちゃんもいます!(◎_◎;)
早期萌出と言われ、生後すぐもしくは生後1ヶ月以内に生える歯で、

これにより舌が傷つく(潰瘍)ことがありリガ・フェーデ病とも言われます。

産まれたばかりの赤ちゃんはまだ、口元の筋肉が未発達で舌を動かすことが

まだしっかりできないので舌の裏側に当たり傷ができたりします。

母乳を飲んでいる赤ちゃんは、飲んでいる時に痛みを伴うこともあるので

歯医者さんで歯の先端を丸めるということもあります。

上下2本が生えた後は、1歳前後で横に2本上下に生えてきます。

1歳半くらいには、犬歯を飛ばして1つ後ろの歯が生えるので
あれっ?とびっくりするかもしれません🫢

この歯は、第一乳臼歯と言われて子供の歯で生える最初の臼歯です。

形のある食べ物をすり潰して咀嚼するために
大きな役割をします。
離乳食から普通食に移行していくために成長していきます🥄

2歳頃になるとまだ隙間がぽっかり空いていた
ところに犬歯が生えてきます。
2歳半頃に1番奥の歯が生えてくるので乳歯がすべて生え揃います🦷
上下10本ずつの合計20本です。

先ほども言いましたが、あくまで目安なので

萌出の時期に前後があっても問題ありません!

乳歯が一本生え始めたら歯磨きを始めましょう。
この時期は唾液の分泌量が増え始め授乳や離乳食のカスは

唾液で洗い流されるため、まだ歯ブラシを使う必要はありません。
また歯の本数が少なく歯ブラシで歯ぐきを傷付けてしまう恐れもあるため、

ガーゼで口の中を拭う程度で大丈夫です。

歯磨きをする際は赤ちゃんをあおむけに寝かせ、膝の上に頭を乗せましょう。
いきなり口の中を触られると嫌がることもあるため、

最初は清潔な指で唇や口の中に触れることから始めてみても良いかもしれません。
そしてガーゼや指で優しく口の中を拭ってあげましょう。

乳歯が増え始めたら歯ブラシを使用した歯磨きを始める頃です。
特に上の歯は唾液が行き届きにくく汚れが落としにくいため、

小さめの歯ブラシを使って汚れを取り除いてあげましょう。

まず赤ちゃんをあおむけに寝かせ、膝の上に頭を乗せてください。
片方の手で唇を軽くめくり、もう片方の手でペンを持つように歯ブラシを持ちます。
歯ブラシは前後か横に動かして磨きましょう。

また、歯磨きの最中に赤ちゃんが頭を動かすと口の中を傷付けてしまう恐れがあるため、

歯ブラシを口の中に入れる際は赤ちゃんの頭をしっかりと固定して入れるようにしてください。
歯磨きの導入期となる時期なので徐々に歯ブラシに慣れさせ、

徐々に1日1回の歯磨き習慣をつけていきましょう。

臼歯が生え始めたら一日一回は歯ブラシでの歯磨きが必要です。
奥歯には溝があり、食べカスが溜まってむし歯になりやすいため、

毎日の歯磨きで汚れを取り除きましょう。
これまでと同様に赤ちゃんをあおむけにし、

保護者の膝の上に頭を乗せて安定させてください。
磨き方は歯ブラシの毛先を歯の表面に当て、

小刻みに振動させるようにして軽い力で磨きます。
力を入れ過ぎてしまうと痛がってしまい歯磨きに嫌悪感を抱いてしまうこともあるため注意してくださいね。

赤ちゃんが歯磨きを嫌がっているときは無理に続けないようにしましょう。
ますます歯磨きを嫌いになって歯磨きをする習慣を身に付けづらくなってしまう恐れがあります。
そうはいっても、歯磨きをしなくては口の中の清潔を保つことができません。
優しい口調で声を掛けたり、歌を歌ったりといった工夫を

しながら歯磨きに取り組むことも重要です。

歯磨きをさせようと躍起になっていると、

赤ちゃんにもその緊張感が伝わってしまっているかもしれません。
笑顔を保ち、赤ちゃんがリラックスして歯磨きを楽しめるように意識してみましょう。

歯が生え始めると、何歳から歯医者さんに受診したりフッ素塗布をしたらいいか気になりますよね?

歯が生え始めると、フッ素塗布はもちろんできます🪥
歯が生え始めた頃に1歳半健診もあります。
保健センターなどで行っているので参加して健診して下さいね☺️

はる歯科診療室では、お子様の歯医者さんデビューを応援しております📣
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https://youtu.be/kyCybfdeEe8?si=Coc1d2cXq8D3VWaE

乳歯は、永久歯に比べて、酸に弱く、またエナメル質がうすく、やわらかいという特徴があります。
このため、むし歯になると進行がはやく、5~6カ月で神経まで達することがあります。
   ☟☟☟
https://youtu.be/tvqN23vS5JM?si=gtCPxt3wo-a3icbU

近い将来、虫歯にならないようにお子様の歯を守ってあげましょう✌️

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31 
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【パペット劇団】 さる子ちゃん歯医者デビュー!YouTube 動画 子供の虫歯の特徴【気付かないうちに虫歯が】ーはる歯科診療室 をプレビュー子供の虫歯の特徴【気付かないうちに虫歯が】ーはる歯科診療室

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