みなさんこんにちは!
はる歯科診療室 受付の森です☺️
新年度が始まり、1ヶ月が経ちましたが新しい環境には慣れましたか?
慣れない毎日で体調を崩さないようにしてくださいね^-^
さて、今日は「タバコ」についてお話しします🚬
タバコを毎日のように吸い続けていると、煙に含まれているたくさんの化学物質を吸い込んでしまいます。
その化学物質の中には、体に対して有害なものが多く含まれています。
実はタバコはお口の様々なトラブルの原因になり、お口にもあまり良い影響は与えないのです:;(∩´﹏`∩);:
具体的に何がよくないのか、説明します☝️
まず見てわかるのが着色です。
「ヤニ」という形で歯の表面に残ります。
歯がざらざらしてバイ菌が張り付きやすくなるのはもちろん、いつまでもお口の中や歯肉にニコチ
ンが染み出しつづけています。
さらに歯だけでなく歯肉も着色をするんです!(◎_◎;)
健康な歯肉はピンク色をしているのですが、ニコチンの毛細血管収縮作用と一酸化炭素により血行
が悪く、血液自体も黒くなるため、喫煙者の歯肉は暗紫色をしています。
色素沈着もおき、歯肉の形も硬くゴツゴツしていきます。
また、ニコチンが体に与える悪い影響は、抵抗力や免疫力などの低下だけではありません。
ニコチンはお口の中の唾液の分泌量まで減らしてしまうため、歯垢や歯石が付着しやすくなりま
す。
そのため、喫煙していない人に比べ、タバコを吸っている人は歯周病になりやすいと考えられま
す。
なんと‼️喫煙者の歯周病リスクは、喫煙をしていない人と比べると約3倍ほどになると言われてい
るんです😱
歯周病については、こちらのアニメーション動画を参考にしてください💁♀️
☟☟☟
https://youtu.be/bMemPJohnyM?si=CRdnNgoPGHMHEFkL
さらに喫煙は、歯周病に「かかりやすい」「気がつきにくい」そして「治りにくい」という3つの影
響が出ます。
喫煙により免疫機能が妨げられるので、非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、重度になる割合が高いです。
また、もともと気づきにくい歯周病ですが、ニコチンの血管収縮作用により炎症の反応である出血
などがなく自覚症状がでにくくなるため発見が遅れ、気がついたら重度の歯周病になっていたとい
うこともあります。
さらに、いざ治療を始めても歯肉の修復もタバコの影響により悪くなっているため治療の効果が出
づらいのです。
ちなみに喫煙以外にも歯周病になりやすいリスクファクターがあります😭
こちらの動画でご確認ください🎥
☟☟☟
https://youtu.be/dqlKaHDLdEU?si=iixHGUefQpJ4c37g
タバコはがんとの関連もあります(◞‸◟)
お口のがんの1つである口腔咽頭がんの発生率が喫煙することで3倍になります。
また、味覚が鈍くなったり、口臭を悪化させる原因にもらなります。
このようにタバコのお口への影響はたくさんあります!
お口の健康のためにも禁煙をお勧めします🚭
禁煙すると、喫煙で状態が悪くなっていた歯ぐきは数週間で本来の免疫機能を取り戻します。
歯周病治療を行うと、1年後には歯ぐきの状態も改善し、ある程度進行した歯周病でも、禁煙すると効果があると言われています✨
ここまで喫煙がお口に与える影響についてお話ししてきましたが、喫煙している当の本人よりも、受動喫煙の方がリスクが高いことが分かってきています。
喫煙者のリスクがタバコを吸わない人の3.3倍である一方、受動喫煙者のリスクは、タバコを吸わない人の3.6倍にも及ぶという研究調査の報告があります。
家族に喫煙者がいる場合、歯肉に変化がみられることがあります。
一般的に、小児・胎児に対する受動喫煙は、気管支喘息などの呼吸器疾患、中耳疾患、胎児の発育異常、乳幼児突然死症候群、小児の発育・発達と行動への影響、小児がん、さらに、注意欠陥多動性障害(attention-deficit hyperactivity disorder, ADHD)などの危険因子となります。
同時に、受動喫煙により、歯周病、小児のう蝕や歯肉のメラニン色素沈着のリスクが高くなることが報告されています
受動喫煙は換気扇や空気清浄機では避けられません。
目の前で吸わなくても髪や服、息にも有害物質が残っています。
別の部屋やベランダで吸っても煙は室内に入ってきます。
禁煙中、禁煙して良かったこと「メリット」を書き出してみてください。
ご飯がおいしい、口臭が気にならなくなった、タバコ代がかからなくなった…他にもいっぱい出てくると思います。
すぐに禁煙したり、禁煙を続けるのは大変ですが、得られるものも多いと思います。
ご自身のため、そして大切な家族のためにも禁煙を考えてみてください(^^)
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