みなさんこんにちは
はる歯科診療室 
歯科衛生士の近藤です

☺️

最近は雨が続いて寒い日が続いていますね

☂️

休日の寒い日はこたつから出られないこともしばしばあるかと思います

🤣

空気が乾燥しやすいこの時期は、ウイルスが繁殖しやすくなります

😣

1時間に1、2回の換気や帰宅後の手洗いうがいをして予防しましょう(^^)

乾燥といえば、お口の中も乾燥する方がおられると思います。

例えば寝起きはどうでしょう?
起きている時より乾燥してることないですか?

朝起きたときに口が乾燥する原因としては、「睡眠時無呼吸症候群」という病気も挙げられます。
睡眠時無呼吸症候群とは文字どおり睡眠時に無呼吸状態を繰り返す病気で、本人は眠っているため自覚することが難しいのが特徴です。
睡眠時無呼吸症候群を放置していると高血圧や心臓循環障害・脳血管障害などを引き起こすリスクがあるため、症状に応じて適切な治療を受けなければなりません。

お口の中が乾燥すると、様々なことが起こります😲

まずお口の中が乾燥する原因について説明します

☝️

・ドライマウス(口腔内乾燥症)

お口が乾燥する原因の1つである「ドライマウス(口腔内乾燥症)」は、唾液の分泌量が減って口腔内が乾燥した状態を指します。
広義では唾液分泌量の低下だけに関わらず、口腔内が乾燥した症状すべてを指す場合が多いです。
軽度のドライマウスの症状は口腔内のネバネバ感やヒリヒリのほか、むし歯・歯垢の増加・口臭などが挙げられます。
重度のドライマウスになるとより強い口臭がするようになり、舌表面のひび割れや痛みによる摂食障害・不眠に加えて会話に支障をきたすことも珍しくありません。

ドライマウスについてはこちらの動画も参考になさってください

🎬

   ☟☟☟
https://youtu.be/Rv4AToxwBqU?si=DDNHGslWuGfGVJ5l

・口呼吸

鼻で呼吸しずらいときや、お口がぽかんと開いているとお口が乾燥します。
それによりお口の中の細菌が繁殖し、むし歯や歯周病の進行、口臭の原因にもなります

🦠

・生活習慣

ストレスを溜め込んでいると、唾液がネバっとして水分が少なくなり分泌が減ります。
また早食いや食べ物をあまり噛まずに飲み込むと、唾液腺が刺激されず、唾液が減ります。

・加齢

年齢を重ねるごとにお口の周りの筋肉の衰えや
ホルモンの分泌の低下が原因で唾液の量が減ります。

・全身疾患

身体の病気によって唾液が出にくくなることがあります。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)もその一つです。
鼻の周囲や頬・眼の奥にある「副鼻腔」という空洞内で、細菌感染や真菌・むし歯による炎症を起こすと急性副鼻腔炎を発症するケースがあります。
この炎症が慢性化した状態を慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と呼び、鼻詰まり・黄色い鼻水のほか頭痛・顔面痛といった症状が現れます。
慢性副鼻腔炎によって鼻詰まりを引き起こすと口呼吸になってしまい、お口が乾燥する原因になるというわけです。
病気以外でも鎮痛剤や降圧剤などの薬にも、副作用として唾液の分泌が減ることもあります

💊

・アレルギー性鼻炎 花粉症

アレルギー性鼻炎とはダニ・ホコリ・花粉などのアレルギー原因物質を吸い込むことで、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどを引き起こす症状を指します。
アレルギー原因物質にはさまざまなものが挙げられますが、上記のとおり花粉も含まれるため花粉症もアレルギー性鼻炎の1種です。
アレルギー性鼻炎や花粉症が原因で鼻詰まりを起こすと口呼吸になってしまうため、朝起きたときにお口の中が乾燥するといったことが起こりかねません。

改善する方法としては以下のものがあります

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・意識して口を閉じ鼻で呼吸をする
・ストレスを溜めすぎず発散する
・食事はよく噛み、ゆっくり食べる
・唾液腺のマッサージをする

唾液腺マッサージにもさまざまな方法がありますが、ここでは自宅でできる簡単な方法をご紹介していきます♪

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️耳下腺マッサージ

唾液には、大きく分けるとサラサラした漿液性唾液(しょうえきせいだえき)とネバネバした粘液性唾液(ねんえきせいだえき)の2種類があり、漿液性唾液は耳下腺と呼ばれる箇所から分泌されます。
耳下腺は上の奥歯のあたりにあり、その周辺を人差し指から小指までの4本を使い、後ろから前へ円を描くように10回程度刺激してあげましょう。

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️顎下腺マッサージ

先ほどの漿液性唾液は、耳下腺以外にも顎下腺と呼ばれるところからも分泌されており、顎下腺は顎の骨の内側あたりにあります。
まず、耳の下あたりにある顎の骨の内側の柔らかい部分に親指をあてて5回押し、そこから顎の下に向かって少しずつポイントをずらしていき、それぞれ5回ずつ押しましょう。

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️舌下腺マッサージ

最後にご紹介する唾液腺マッサージは舌下腺と呼ばれる箇所を刺激する方法で、こちらは顎の真下あたりに揃えた両手の親指を添え下からゆっくりと押し上げてください。
舌下腺マッサージも10回程度で十分ですが、もし唾液が出にくいと感じる場合は、レモンや梅干しなど酸っぱいものを想像したり画像を見たりしながら行うと出やすくなる場合があります。

こちらの動画で紹介している口腔内体操も是非試してみてください

💁‍♀️

   ☟☟☟
https://youtu.be/k3kBcowiqHc?si=GX2mApkJt0dUp-fb

自分で解決せずに専門家の診断を受けましょう

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気になることがあればお気軽にご相談ください( ^ω^ )

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
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