みなさんこんにちは😃
はる歯科診療室です🐼
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いていますね🥶
感染症、風邪やインフルエンザに負けず、予防に気を配りながら元気に過ごしたいと思います( ^ω^ )
さてみなさん、口の機能低下は死亡リスクになることをご存知ですか?
最新の研究では口の機能によって介護度が上がったり、死亡リスクに繋がることが発表されているんです!(◎_◎;)
約2000人の調査結果からわかったことは、介護度の上昇や死亡リスクに繋がる口の特徴は以下の6つです☑️
●残っている歯が20本未満
●かむ力が弱い
●口を巧みに動かせない
●舌の力が弱い
●かたい食品が食べづらい
●むせやすい
このうち3つ以上当てはまる人は「口の働きが衰えている」と言えるそうです:;(∩´﹏`∩);:
死亡率は衰えていないグループの2倍、さらに介護が必要になった割合は2.35倍と高リスクであることもわかりました。
また、口の衰えは栄養バランスの悪い食事につながります。
まず、口が衰えてくると硬い食事が噛めなくなります。
すると偏食がおきて肉類が食べられなくなり、結果としてタンパク質が取れないためさらに噛む筋力が衰えるという現象につながります。
今度は落ちた筋力により余計に硬い食事が食べられなくなるという悪循環が起きるのです😨
高齢者は筋力の衰えを補うために肉などのタンパク質を摂取することが求められていますが、実際には口の衰えから食べられない人が多くおられます。
最近ではこのような口の衰えを「オーラルフレイル」とうい言葉で表現しています。
身体機能の「メタボ」と同じようなイメージです。
オーラルフレイルを放置すると、、、
噛めない→低栄養→筋肉の衰え→脳の衰え→要介護へとつながります。
オーラルフレイルを予防するには、しっかり噛めることが重要です‼️
歯が無い、義歯が合わない、むせやすいなどの方は早めに歯科医院を受診し治療しましょう🏥
しかしながら義歯をされておられる患者さんからよくこんなご相談を受けます。
「前の歯医者がだめだった」とか「もっと持つような入れ歯にして」という内容です😭
義歯が合わなくなる理由は大まかに2つの原因が考えられます。
ひとつは義歯の破損。
継続的な噛む力による人工歯の磨耗、変形や損傷、取り扱い方法を誤ったり、落下等による破損など、物理的な力により壊れてしまう場合です。
もうひとつは顎が退縮・変形。
ご自身の口腔内の環境が変わってしまうために起こる不具合です。
義歯が合わなくなって来られるほとんどの患者さんは、「義歯が悪くなった」と思って来られます。
しかし、物理的な損傷以外で義歯が合わなくなる理由の多くは、後者の顎の退縮・変形による「自身が原因」であることをご存じない場合があります(°_°)
顎の退縮・変形とは、骨が吸収されるために起きます。
顎が吸収される原因は、人によって異なることもありますが、歯の喪失や歯周病、骨粗しょう症がその要因とされています。
歯周病で歯ぐき痩せてしまったり歯を喪失すると、歯と歯の間に隙間ができます。
食物が隙間に強く押し込まれる状態のことを食片圧入と言い、これが骨の吸収につながる原因であると言われています。
また、歯周病が進行すると、歯周病菌が歯槽骨まで到達し、歯槽骨を破壊していきます。
これらのいくつかの要因が合わさることで、顎の骨は吸収されてしまい、義歯の不具合につながってしまうのです。
ある研究では、歯がないところに圧力が加わることと、咬合の崩れから起こる咬み合わせの不具合が、骨吸収に大きく影響しているとも言われています☝️
つまり、「この間作ったばかりなのにもう合わなくなった」ということは「退縮のスピードが早かった」ということになるんです💨
入れ歯が合わない場合でも、入れ歯の修理や作り直し、別の治療法に切り替えるなど、解決する手段は多数あります。
入れ歯が合わないのには、必ず何か原因があります。
その原因を特定して解決することで、入れ歯のズレによる不快感が解消され、より快適に日々を過ごすことができるようになります。
はる歯科診療室では、様々な入れ歯を作成することが可能です🉑
☟☟☟
https://youtu.be/vgSZyFm3PCw?si=AA8f4czzhvLx97eu
しっかり噛んで、オーラルフレイルを予防しましょう♪
香川県内においても香川県歯科医師会が中心となり、県内の歯科医院に通っている70歳以上の患者さんを対象にオーラルフレイルの調査しています✏️
調査でオーラルフレイルと診断された方に対し、口腔機能回復プログラムを行っております。
当院も今回の調査に協力しており、検査、トレーニングを専用の機器を用いて行うことができます。
まずはお気軽にご相談ください☺︎
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室