みなさんこんにちは
はる歯科診療室、歯科衛生士の森です。
11月に入りやっと秋らしい気候になりましたね
今年もあと2ヶ月になりました
悔いのないようにしたいですね
さて今日は、「染め出し剤」についてお話しします
️
みなさんは、歯医者さんで染め出しをしたことはありますか?
子供の頃、学校でされた方もおられるかもしれませんね
染め出しとは、歯の表面に染め出し剤を塗布して生きている細菌や歯垢が残っているか、
磨き残しがどこにあるかを調べる方法です。
染め出し剤を使用することで、目ではなかなか確認することが難しい
歯垢を普段の歯磨きでの磨き残しがどこにあるか知ることができます
染め出し剤には、いくつか種類があります^_^
・赤色に染まる染め出し剤
・青色に染まる染め出し剤
・赤色と青色2色に染まる染め出し剤
など様々な種類があります。
さらに、その染め出し剤には、
・液タイプのもの
・錠剤タイプのもの
・スポンジに染め出し剤が染み込んでいるもの
などがあります。
錠剤タイプは小学生の頃に、学校で歯磨き指導があったときに
もらった人もいるのではないでしょうか?
当医院では、液タイプのものを使用しています。
定期的なクリーニングで磨き残しがあるか調べるときには
2色に染まる染め出し剤を使用することが多いです。
2色に染まる染め出し剤は、歯垢の染まり方が違います。
赤色に染まった所→比較的新しい歯垢
青色に染まった所→前日や数日前に残っている古い歯垢
この色の違いによって、日常的に磨き残している場所と、
今日の歯磨きで磨き残した場所とが区別できます。
色の青い場所は普段から患者さんがブラッシングを
苦手としている場所です:;(∩´﹏`∩);:
毎日しっかり歯磨きしていても、案外歯垢は残っているものです。
また、磨き方には、人それぞれ違っています。
磨くクセがあったりもします
ゴシゴシ力強く磨かないと気が済まないとおっしゃられる方もおられます(◞‸◟)
そうなると、同じ所に磨き残しができることも多くなります
磨き残しが多い主な場所は以下の通りです
1.歯と歯の間:デンタルフロスや歯間ブラシを追加で使用することで磨き残しを防ぎましょう。
2.歯と歯茎の境目:ハブラシを歯茎に添わせるように動かし、歯茎近くの歯垢を除去します。
3.奥歯の噛む面の溝:ハブラシを直角に当てて細かく動かすことで、奥歯の溝の汚れを取り除きます。
これらの場所は歯磨きでは届きにくく、歯垢が溜まりやすい箇所ですので、特に注意してケアする必要があります
このような同じ所に磨き残しができてしまうと、お口の中に長い時間汚れが停滞し、
歯の表面に汚れが残ったままになると細菌が増殖する原因になり
歯周病や虫歯のリスクが高くなってしまいます
さらに時間が経ってしまった古い汚れは、歯垢から歯石に変わってしまいます。
そうなると固くなってしまうので、歯ブラシで磨いても取り除くのが難しくなることもあります
また、歯石の表面はザラザラしているので新しい歯垢が付着しやすく、
その新しい汚れも残ったままになると歯石になりと悪循環になります
歯石を放置しているとどうなるのかは、こちらの動画を参考にしてください
☟☟☟
https://youtu.be/t_LN7k7IiMY?si=s6PmOOdPof2UqhbX
歯垢は、歯周病になる最大の原因になります
歯垢の量が増えれば増えるほど細菌はどんどん増えていきます
みなさんは毎日1日何回歯磨きをしていますか?
歯磨きの回数が少ない方は時間を見つけて歯磨きの回数を増やしましょう
毎食後に磨くのが理想的ですが、時間が取れないときは、
うがいや洗口液だけでも予防になります。
おすすめの洗口液はこちらです
起床時と就寝前にお使いになるとさらに効果的です
☟☟☟
https://youtu.be/FM9ZJCNr_EM?si=OBPp6o9LQEzm3082
お忙しいかたでも寝る前の歯磨きはしっかりするようにしましょう
というのも、寝ている間は、唾液の量が減少するからです
唾液には、洗浄効果や細菌を抑制する作用がありますが
唾液が減少すると細菌の増殖のもとになります
寝る前はいつも以上に歯磨きをし、歯ブラシ以外にも、歯間ブラシやフロスで
歯と歯の間の汚れもしっかり取り除いてください
当医院では、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロス、洗口液なども販売しています。
歯間ブラシには、サイズがあり歯と歯の間の大きさによっては
サイズが異なるので、ご不明な方はお気軽にお声掛けください
お口をしっかりケアして、楽しい毎日を過ごしましょう
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31
はる歯科診療室