みなさんこんにちは😃
はる歯科診療室です🐼
日中は夏と変わらないような暑い日もありますが、日が落ちるのが随分と早くなってきましたね☺️
朝夕の空の色や肌に触れる風に、どことなく季節の移り変わりを感じる頃となりました🍁
季節の変わり目は体調を崩しがちなので、気をつけてくださいね(^^)
さて今日は認知症と歯周病の関連性についてお話しします📣
全く関係ないように思われる2つの病気には実は関連性があるんです!(◎_◎;)
歯周病は、日本人が歯を失う原因第一位であり、「世界で最も感染者数の多い病気」としてギネスにも認定されています。
しかし、歯周病の脅威はお口の中だけに留まらないんです⚠️
なんと!!脳梗塞や糖尿病などの全身疾患の発症リスクを高めることが分かってきました。
こちらの動画で関連性のある全身疾患について詳しく解説しておりますので、参考になさってください🎞️
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https://youtu.be/gc8aD9GowHk?si=q3w7osKE4e-9eg2l
近年では、歯周病が認知症を悪化させる仕組みも分かってきました。
国内における認知症患者数は、年々増加しており、今後5年ごとに100万人ずつ増えると予測されています⤴️
2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれています。
認知症は脳の老化による物忘れとは違い、何らかの病気によって脳の神経細胞が傷つき破壊されて起こる症状や状態をいいます⚡️
脳の老化による物忘れは、忘れたことを自覚しており、忘れたことはヒントがあれば思い出せます💡
しかし、認知症は忘れた自覚がなく、ヒントがあっても思い出すことができません😞
認知症が進行すると、徐々に理解力や判断力がなくなり、日常生活に支障をきたします💦
認知症には複数の種類がありますが、その中でも患者数が最も多い「アルツハイマー型認知症」は、アミロイドβというたんぱく質が脳内に蓄積することで発症します。
アミロイドβは、健康な人の脳にも存在しますが、短期間で排出されます。
しかし、何らかの理由で排出されずに蓄積すると、脳細胞が壊されて、脳の機能が低下してしまうのです( ´△`)
アミロイドβが蓄積する原因は完全に解明されていませんが、マウスを使った研究では歯周病菌がアミロイドβの産出・蓄積を促進させるメカニズムが明らかになりました☝️
中年の方は特に注意が必要です‼️
というのも、若いマウスと中年マウスの両方に、歯周病菌の1種であるジンジバリス菌を全身に慢性投与したところ、アミロイドβが蓄積したり認知症のような症状が発症したりしたのは、中年マウスのみだったんです👀
認知症は、脳卒中に次いで介護が必要になった主な原因の第2位です。
歯周病菌の働きでアミロイドβが蓄積することだけでなく、歯が抜けて噛めなくなることも、認知症のリスクを高める原因となります。
噛む動作は脳が活性化と関わりがあると判明しており、噛んだ刺激は脳の中心部にある海馬に伝わり、脳の機能を活性化させます。
65歳以上を対象にして認知機能と歯の本数について調査した報告では、歯がほとんど無く、入れ歯・インプラントを使用していないグループは、歯が20本以上残っているグループに比べ認知症になるリスクが1.9倍という結果が出ています。
この研究だけでなくその他多くの報告によって「歯を失うと認知機能が低下する」ということが明らかになっています。
これらの研究結果から、歯周病に感染したり歯周病で歯を失ってしまう前に予防を心がけることで、アルツハイマー型認知症になるリスクを下げることができるということです!!
日本の成人の約8割が歯周病に罹患していると言われています。
特に、45歳以上の半数以上が歯周病であるという調査報告があります。
認知症は20年以上の長い期間をかけて発症に至る病です。
早めはやめの歯周病予防が、認知症予防にもつながります。
歯周病と認知症を併せて予防することは、健康寿命を延ばすことにもつながるのです。
痛みや出血、違和感が起きてから受診するのではなく、予防のための歯科受診が大切です🏥
歯周病は再発しやすい病気です
お口の健康はもちろん、全身の健康維持、健康寿命延伸のために、歯周病予防をしっかり行っていくことが大切です。
はる歯科診療室は、予防治療に力を入れております💪
その様子はこちらの動画でご確認ください💁♀️
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https://youtu.be/UIAs8Xo3x6A?si=upCuV1Puw0_rdGeX
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