こんにちは!
はる歯科診療室 歯科技工士の網谷です
今日は入れ歯についてお話しします
入れ歯とは、歯を抜いたり、事故や病気で歯が抜けたりした部分を補う物(義歯)で、取り外しが可能です
入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯があり、全ての歯がなくなっていれば総入れ歯、1本でも残っていれば部分入れ歯と言われます
入れ歯は、保険適用と保険適用外の入れ歯ができます。
保険診療の入れ歯は費用を抑えられることが最大のメリットです
ただし、構造上、見た目が悪くなったり、装着時に違和感がある場合があります。
保険外診療の入れ歯は費用が高額になりますが、見た目が自然になったり、装着時の違和感を抑えることもできます(*^ω^*)
入れ歯の種類について詳しく説明します^_^
・レジン床義歯
保険適用の入れ歯に多く、ほとんどの症例に使用可能で、レジン(プラスチック)で土台を作ります。
他の種類の入れ歯よりも費用が抑えられます。
レジンが土台なので、かむ力によってたわみ、ばねのかかっている歯に負担がかかります。強度確保のためにの土台に厚みが必要になるため、装着すると違和感が出てしまいます。
・金属床義歯
金属で土台を作るため、耐久性と快適性に優れています。
レジン床と比べて入れ歯のたわみが少ないためしっかり噛むことができたり、ばねにかかる歯への負担が軽減できます。
金属の部分は、レジンに比べると薄くても強度があるため、装着感が良く使えます。
さらに、熱伝導率も高いため温かいものや冷たいものを感じやすく、美味しく食事ができるのが利点です。
・ノンクラスプデンチャー
金属を使わないので金属アレルギーの心配がありません。
一番の利点は、クラスプと呼ばれる、残存歯にひっかけるバネが樹脂で出来るため、見た目の違和感が少ないことです。
これは、はる歯科診療室で行っている入れ歯治療について解説した動画です
是非ご覧ください
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せっかく作った入れ歯もそのままではいけません
というのも、お口の状態は年齢とともに変化します。
入れ歯の具合が悪い場合、自分で調節せず、歯科医院に相談しましょう。
また、以下のようなことが気になる場合は、早めに歯科医院を受診するようにしましょう!
●入れ歯があたって歯肉が痛い。
●入れ歯が外れにくい、あるいは外れやすい。
●入れ歯が安定しない。
●入れ歯がこわれた。
入れ歯で快適に過ごすために、毎日のお手入れで入れ歯はもちろん残っている歯や粘膜を清潔に保ち、かかりつけの歯科医院で定期健診を受けましょう。
入れ歯にも歯と同じように食べかすやプラーク(歯垢)がつきます。
毎日のお手入れで清潔にしておくことが大切です
入れ歯のお手入れが不十分の場合に起こるトラブルには以下のものがあります。
●口臭が発生しやすくなる。
●口内炎の原因になる。
●入れ歯に色素や歯石が沈着しやすくなる。
●部分入れ歯の場合、クラスプなどがかかっている歯がむし歯や歯周病になりやすくなる。
これらのトラブルを防ぐためにも、入れ歯と口のお手入れを行うことが大切です。
こちらの動画でも詳しく解説しておりますので、参考になさってください
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歯を失うと何かしらの治療を行うことは必須です
部分入れ歯と、ブリッジ、それともインプラント???
どれが良いか悩まれる方も多いと思います。
答えは、一概にどちらがいいとは言えません。
ブリッジのメリットは、取り外す必要がないこと、違和感や噛みやすさが入れ歯よりは良いところがあります。
デメリットとしては、支えになる歯を削る必要があること、お手入れが難しいところです。
インプラントのメリットは、自分の歯のように食事することができます。
デメリットとしては、適応症に条件があること。
保険外治療で外科手術が必要なこと。
また、セルフケアだけでなく歯科医院でのメインテナンスが必要なこともあげられます。
入れ歯にするか、ブリッジ、インプラントにするかは、患者さん個人個人のお口の中の状態(残っている歯の数や咬み合わせなど)やライフスタイルに合わせて選択します。
メリットだけでなく、デメリットの説明を聞いた上で、患者さん自身が納得のいく治療方針で進めていきます
分からないことや、質問があればなんでも聞いてください
ご予約のお電話は 087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室