みなさんこんにちは

😄

 
はる歯科診療室、歯科衛生士の大西です。

 今日は入れ歯の清掃法についてお話していきます(^^)

歯周病や虫歯により歯を残せなくなった場合、歯を抜かなければなりません

抜歯をした後の治療法にはブリッジという橋を架けたような被せ物やインプラントという選択肢もありますが、部位や歯を支える骨の状態によってはブリッジやインプラントができない場合もあります。

また、インプラントなどの治療に取りかかるまでの間に歯が寄ってきたり倒れこんだりしてこないように一時的に入れ歯を作り入れておく場合もあります。
抜歯をして入れ歯になってしまったという方も残された歯を守るためには、しっかり入れ歯を使うこととお手入れをすることが大切になります

一時的に入れ歯を使う方でも、お口の中に毎日入れるものなので、日頃のお手入れがとても重要です。

時々入れ歯を食事をしている時のみ使われる患者さんがおられるのですが、それ以外にもお口の中に入れておくことが大切です。

入れていない期間が長いとなかなか入れ歯に慣れず違和感や痛みを生じやすくなります(◞‸◟)

また、入れていない期間があると歯が寄ってしまったり顎の骨が痩せてしまったりして、いざ入れようとしても入らなくなってしまいます。

入れ歯の大きさや部位によっては、寝ている間も入れておいた方が良い場合もあります

入れ歯については、こちらの動画をどうぞ

   ☟☟☟
https://youtu.be/QbZ22AYJPnA

入れ歯のお手入れは歯磨きと同じで食事が終わったら取り外して洗いましょう。

入れ歯を入れたまま歯磨きをしてしまうと、歯磨き粉に含まれる研磨剤によって入れ歯に傷が付いてしまいます。
そもそも入れ歯と歯の重なっているところが磨けません。
必ず取り外して磨きましょう。

そして、残された歯もしっかり歯磨きをしましょう!

お手入れを怠ると、歯と同じく歯石が付着します。

それが口臭の原因になってしまいます:;(∩´﹏`∩);:

普段歯磨きをする歯ブラシで入れ歯を磨いても大丈夫ですが、入れ歯専用の歯ブラシもあります。
歯ブラシを分けることによって、バネなどの細かい部分も磨きやすいので清潔な状態を保ちやすいです。

そして表面の汚れをこすり洗った後は、洗浄剤に浸けることをおすすめします。

お口の中にはたくさんの細菌が存在しているので、しっかり汚れやぬめりをブラシで落としたつもりでも目に見えない汚れや細菌が付着しています

というのも目では見えませんが、入れ歯のプラスチックの表面には微小な穴が開いており、汚れがつきやすく水分を含んでいるので、カンジダ菌にとって住みやすい環境なんです!(◎_◎;)

カンジダ菌が入れ歯にくっついて増えると、デンチャー・プラークと呼ばれるヌルヌルができます。
これはカンジダ菌の塊で、そのまま使っていると舌やあごが赤くただれ、ピリピリと痛むカンジダ症を起こしてしまいます。

入れ歯によって口の粘膜が継続的に圧迫されたりこすれたりすると、発赤や炎症、潰瘍などができ、口内炎の原因となります。

主な症状は腫れや痛み、出血、味覚の変化などで、傷口にしみたり、味覚が変わったりすることもあります

😱

義歯性口内炎を予防するためには、「義歯が合わない」などの不具合をしっかり調節するとともに、義歯と歯肉の両方をしっかりブラッシングして、口の中を常に清潔に保つことが重要です!

洗浄剤に浸けておくと、ブラシの届きにくい細かい部分までしっかり洗浄でき入れ歯を清潔に保てます。

カンジダ菌は他の細菌たちと同じように、日和見感染症つまり健康な人にはなんともありませんが、体力の落ちた人に口内炎、食道炎、心内膜症などを起こすことがあります。

高齢者の肺炎の原因にもなりますので、日頃から口の中と入れ歯の清潔に気をつけていきましょう!

入れ歯は、一度入れるとそれで終わりと思われがちですが歯と同様にメインテナンスが必然です。

こちらの動画で詳しく解説しておりますので、是非参考になさってください

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   ☟☟☟
https://youtu.be/auMoKU1hjSU

定期的なクリーニングや入れ歯の嚙み合わせのチェックを歯科医院で行うと、お口の中だけでなく入れ歯もいい状態を保つことができます。

はる歯科診療室では、入れ歯専用のブラシや洗浄剤、ケースも販売しています。
気になる方はお声掛けください。

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松西町13-31
はる歯科診療室

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