みなさんこんにちは
はる歯科診療室 歯科衛生士の近藤です!
11月に入って冬らしい寒い日が多くなってきましたね
日中は過ごしやすいですが、朝晩は冷え込んでますので風邪などひかないよう気をつけてください
子供の頃は寒さ関係なく外で遊んだり、部活をして汗をかいたことをふと思い出しました
そういう時に怪我をしてしまったことはありませんでしたか?
手や足、顔の怪我などたくさんあると思いますが、歯科医院ではお友達同士で顔をぶつけたり、こけたりなどで口の中を怪我したということで来院する方もいらっしゃいます!
中には歯が折れたり、抜けたりする方も、、、
今回はそんな時の対処法を説明していきます!
ちょっとした豆知識として覚えておいてくださいね
①歯が抜けた
歯が折れてしまった抜けてしまった時はまず
乾燥させないことが重要です!
一つ目に、生理食塩水や牛乳につけることが
最も良い方法です
最近では保存液を用意している学校もあるみたいです
どれもない場合は食品用のラップに包んだり口の中に入れ乾燥を防いでください!
この時、水道水で洗い流したり浸しておく事もやめましょう!
なぜ乾燥や水道水がいけないかと言うと、抜けてしまった歯の場合は歯の根の周りに歯根膜という膜が付着しています!
歯根膜は歯と顎の骨をつなげる接着剤のようなもので再生治療(元に治す)時に非常に重要です!
その歯根膜が死んでしまうので乾燥や水道水は避けてください
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二つ目に、出来るだけ早く歯科医院を受診しましょう
受診までに30分以内が良いとされており、時間が経つほど治療は難しくなります
かかりつけの歯科医院がベストですが、休診日や行くまでに時間がかかる時は最寄りの歯科医院で診てもらうようにしましょう!
こちらの動画では、可愛いパペット達が解説してくれています
是非ご覧ください
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https://youtu.be/McXxuvXwQOY
②歯が欠けた
転倒や衝突により強い衝撃を受けると、歯が欠けてしまいます。
欠け方が部分的で軽度な場合は、痛みなどの症状は出にくく、神経(歯髄)や歯茎などへの影響も少ないことが多いのですが、欠けた部分から神経が感染を起こすこともあります
歯が欠けて神経(歯髄)まで達するような重度の場合は、強い痛みや歯肉の腫れなどを引き起こすことが多くあります。
③歯の位置がずれた、めり込んだ
乳歯や生えたての永久歯の場合、外傷による歯の位置のずれや歯のめり込みが比較的多くみられます。
治療としては、歯を元の位置に戻し(整復)、両脇の歯と連結して安静を図り(固定)、歯の周りの組織の回復を待ちます。
一方、低年齢児の乳歯や生えたての永久歯がめり込んだ場合は、歯根がまだ未完成なため自力で再び生えてくることが期待できるので、無理に元の位置まで戻さずに様子をみることが多いようです。
また、乳歯の位置がずれたり、めり込むことで、乳歯の下で育っている永久歯に影響が出ることもあります。
永久歯の生える方向や、歯の形・色などに影響が出る可能性があるので、永久歯への生え替わりまで定期的にチェックを受けることが望まれます
④歯が変色した、歯肉が腫れてきた
歯を打ったあと、歯の色が変わってくることがあります。
怪我をしてすぐに 起こりやすい赤みをおびた変色は、神経(歯髄)の中の血管が損傷して充血や内出血を生じたものと考えられ、充血が治れば歯の色も回復することがあります。
一方、数か月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経(歯髄)が死んでいる可能性が高くなります。
さらに色が悪くなったり、根の周囲に病気ができて歯肉が腫れてくることもあります。
エックス線写真などで定期的に観察していれば、根の周囲の病気を早く発見して、根の治療を行うことができます
根の周囲の病気が大きくなってからでは、歯を保存することが難しくなります。
スポーツによる外傷を軽減する為に、はる歯科ではスポーツマウスピースの使用をおすすめしております。
こちらの動画でご確認ください
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https://youtu.be/1XsYPMjVI-M
誰しもいつ何時思わぬ事故や怪我を起こすか分かりません
まずは、状況確認が大切です
どんな落ち着いた性格の方でも、怪我をして出血をすれば驚きますし、自分の事ではなく周りの人の事であっても動転するのが当たり前です。
まず深呼吸をして落ち着きましょう。
そして冷静になって怪我の状態を確認し、どう対処するのかを決めましょう!
交通事故や過失による事故などでは、後々のために怪我をするに到った状況をきちんと把握しておく必要もあります。
歯の怪我の場合、頭や顔にも怪我をしていることがあります。
怪我の程度によっては、救急車の手配をしなければなりません
自分達で交通機関を確保して移動できる状況かどうか見極めましょう。
身体の他の部分に怪我がなく、他科への受診の必要がない場合は、歯科を受診する様にしましょう。
怪我をするに到った状況や現在の症状などについてお話をうかがいますので、メモをとっておくこともおすすめします
また、もともとの体の状態などで心配なことがあればきちんと伝えましょう。
備えあれば憂いなし。
今日お話ししたことを参考にして、いざという時に役立ててくださいね
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