みなさんこんにちは!
はる歯科診療室 歯科技工士の網谷です。
みなさんは、普段の食事にどのぐらいの時間をかけていますか?
仕事の休憩時間のお昼ご飯や、家事、子育てに追われてついつい早食いをしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか
さらに、コロナ禍の今、食事の場では、「黙食」がマナーとなり、さらに早食いになってしまうことも
早食いが良くない理由としてよく言われるのは、満腹中枢が刺激される前にたくさん食べてしまう原因になるからです。
気付いたときにはお腹が苦しくなるまで食べてしまっていた、ということが挙げられます。
それを毎食続けてしまうと、肥満につながります
さらに、早く食べ終えるために噛む回数がへり、食べ物をきちんと噛み砕かずに飲み込んでしまうと、消化に時間がかかり、内臓に負担がかかってしまいます
悲しいことに、口をあまり動かさずに食べることになるので、口のまわりの筋肉が低下してしまうんです。
その結果、口腔機能が衰えてしまい、食べこぼしやすくなってしまったり、発音しにくくなってしまうこともあります
このように、早食いはデメリットがたくさんあり、オーラルフレイルの原因にもなってしまいます
オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指し、早期の重要な老化のサインとされています。
噛む力や舌の動きの悪化が食生活に支障を及ぼしたり、滑舌が悪くなることで人や社会との関わり
の減少を招いたりすることから、全体的なフレイル進行の前兆となり、深い関係性が指摘されています。
・食べこぼす
・口臭が気になる
・滑舌が悪い
・口が乾く
・食欲がない
・むせる
このような症状に当てはまるとオーラルフレイル かもしれません:;(∩´﹏`∩);:
でも大丈夫️
オーラルフレイルは早い段階で適切な対処をすることで再び健康なお口の状態に回復することができるのが最大の特徴なんです!
オーラルフレイル予防には色々ありますが、それにはやはり噛む回数が多い方が、予防につながります。
また、よく噛むことは体だけでなく歯にとってもメリットもあるんです
それは、唾液の量が増えることです
食べ物と唾液が混ざり合うことで胃での消化を助けることもメリットの一つですが、唾液の量が増えると、食事中に酸性の状態になった口腔内を、唾液は中性に戻してくれる効果があります
また、むし歯菌が出す酸によって溶け出した、歯のエナメル質のミネラル成分を唾液の中に含まれるリン酸やカルシウムなどが補給することで、エナメル質を健康な状態に戻してくれ、むし歯を予防してくれます
それを「再石灰化」と言います
さらに唾液には、抗菌作用のある成分も含まれています。
それにより歯周病や、全身の健康にも効果があると言われています
この、メリットのある唾液は、加齢やストレスによって分泌量が減ってしまうこともあるため注意が必要です
唾液を分泌させるには
「水をたくさん飲む」
「噛みごたえのあるものを食べる」
「食べ物を噛む回数を増やす」
「酸っぱいものを食べる」
などのさまざまな方法があります。
お口の中や、顔の周り、顎の下などをマッサージするのも唾液がよく分泌される方法ですので、ぜひやってみてください
こちらの動画も是非参考になさってくださいね
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食事中は、よく噛んで唾液の分泌をよくし、食べ物の味をしっかり味わっていただきたいですね
はる歯科診療室では、歯を失ってしまってもしっかり噛めるお手伝いをしています。
その一つがこの義歯です!
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カチッとはまって食事がしやすいと好評をいただいております︎
お口の健康は、全身の健康の入り口です。
歯周病やむし歯などで歯を失った際には適切な処置を受けることはもちろん、定期的に歯や口の健康状態をかかりつけの歯科医師に診てもらうことが非常に重要です
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