みなさんこんにちは!
はる歯科診療室 歯科技工士の網谷です。
みなさん、歯医者さんで定期健診は受けていますか?
歯医者さんは私たちにとても身近な医療機関です
そもそも、なぜ歯を大事にしなければいけないのか?質問されて答えることは出来るでしょうか??
人は生まれてから何も頑張らなくても、歯は自然に生えてきます
歯は生きていく上で大切な役割があります
まず、歯がないと食べ物が噛みにくいですよね?
健康な歯で、食べ物をよく噛んで食べると、食べ物をしっかりと噛み砕き、胃や腸に負担をかけずに食事ができます。
そして全身に栄養をいきわたらせることができます。
そして、食べ物の「食感」を感じることができます
ポリポリ、カリカリ、モチモチ、サクサク…
など、歯があることで食べ物をより美味しく感じることができます
さらに、食べ物を噛み砕いている最中に、異物が入っているのを感じることもできます。
硬い物など、噛む感覚で見つけ出し、誤って飲み込まないように危険から回避することもできます
歯には、食事以外にも大切な役割があります。
唇や舌の動きを助け、正しく発音ができます
例えば、上の前歯が抜けるとサ行、奥歯が抜けるとハ行、ラ行が発音しにくくなったりします。
歯を失った部位の範囲が広くなると頬がこけたように見えてしまったり、口元にシワが出来てしまい、実年齢よりも見た目が老けて見られてしまうこともあります
奥歯をしっかりと噛み締めることで全身の筋肉に力が入りやすくなります。
口を開けたまま重いものを持ち上げるよりも、奥歯をしっかり噛み締める方が力が入って重いものが持ち上がりやすくなりませんか?
しっかり噛み締めることが出来なくなると、運動能力が低下してしまい、日常生活にも支障が出てしまう場合があります。
年齢を重ねるごとに自由に歩くことも難しくなってしまうことがあります。
噛むことで脳へも刺激が伝わり、脳の働きが活発になります。
歯を失い、うまく噛めなくなると脳への刺激が減り、認知度が進行してしまうというデータもあるようです
歯の健康を維持することは、認知症予防にも大きな効果が期待できます
こちらの動画でも詳しく説明しておりますので、ご確認ください
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歯を失うことは、年齢のせいではありません
歯を失う原因であるむし歯や歯周病は、老化ではなく、「病気」なのです。
毎日のセルフケアや、定期に歯科医院で見てもらうことによって防ぐことができます
残念ながら日本では歯科の受診率が非常に低く、痛くなったら歯科医院を受診するという人が多いのが現状です
厚労省の歯科疾患実態調査によると30~50才の40%程度、50才以上の55%程度が中等度以上の歯周病に罹患しており、これを放置すると中高年で歯を失い始めます(°_°)
歯周病は“沈黙の病”とも言われ重度になるまで自覚症状なく進行する特徴があります。
歯が揺れる・歯肉が腫れるなど歯周病の自覚症状があると既に手遅れになっている場合が多いです。
そこで最近、政府は全ての国民に毎年の歯科健診を義務づける「国民皆歯科健診」の導入に向け、検討する方針をまとめました。
実施や詳細に関してはこれから議論されていく段階ですが、日本歯科医師会は今後3年から5年をめどに取り組みを進めていく考えを示しています。
現在、日本では高校生までは歯科健診が義務付けられています。
約7割の自治体では、40歳から10年ごとの節目に歯周病健診などがありますが、それ以外の大学生や社会人は対象となっていません。
歯科医師会によれば、定期歯科健診を充実させる目的は、「口腔と全身の健康増進、健康寿命の延伸」にあるとしており、加えて、健康な人が増えることの結果として、医療費の削減される可能性も述べています。
事実、高齢者の方で歯科の定期健診を受けている方と受けていない方で、医療費が10万~15万円程の差出るとのデータもあるほどです
今までは、国の方針として、病気になった後の治療に関してのみ保険診療の重点を置いていましたが、今後高齢化による生産人口縮小や近年の医療費増大傾向などもあって、医療費削減の重要性が増すなかで、今回の保険診療による国民皆歯科検診の導入の意味するところは、国も歯科医師会も定期歯科健診について、経済的な効果を認めているという訳です
はる歯科では、健診はもちろん全部の治療が終わられた患者さんに1ヶ月か2ヶ月に1回のクリーニングをお勧めしております。
歯のお掃除だけではなく、歯肉のマッサージも定期的に行っており気持ち良いと好評を頂いております
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歯を失ってからその大切さに気付くのではなく、今からしっかりとケアをして、いつまでも健康な歯で美味しいものを食べられるようにしていきませんか?
まずはお気軽にご連絡ください(^^)
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