みなさん こんにちは😃
はる歯科診療室です🐼
小暑を過ぎ本格的に夏の厳しさが始まりましたね🌻
大暑の頃には夏の最も暑い時期となります🌞
夏バテをされる方も多くなりますので、気をつけてお過ごしください^_^
さて今日は、歯科衛生士になってあっという間に20年を超えた私が新人時代の昔と今の診療の違いについてお話ししたいと思います♪
まずはレントゲン写真
レントゲン写真は、診断を行う上で欠かせないものです。
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https://youtu.be/3Q6QEv4XUHg
私の新人時代はフィルムタイプが主流でした🎞
今はデジタル化をしている病院が多く、はる歯科診療室でも導入しております📷
デジタル化のメリットを紹介します(^^)
●放射線被爆量が1/4から1/10程度
女性の方やお子様など安心して撮影をすることができます。
●環境に優しい
劇薬が含まれている現像液を使用しないデジタルレントゲンはフィルムがいらないので現像の必要が無くなりました。
●消耗品管理なし
フィルム不要、現像不要、消耗品在庫、整理用書庫のスペース等不要です。
●廃棄物削減
廃液の処理もしなくて済むので環境への改善にもなります。
●臭気低減
医院内の原因であった有害廃棄物の現像液や定着液が無くなるのでクリーンな環境になります。
●処理が早い
撮影後、すぐにパソコンで見ることができます。
患者さんをお待たせすることなく一緒にモニターの撮影画像をお見せしながらお話ができます。
●画像調整可能
モニター上で拡大したり濃度を調整したりすることもできます。
●再撮影の手間を削減
現像液やフィルムの経時劣化に画像品質が影響されず、結果をすぐに確認できるので、再撮影の手間が大幅に削減できます。
●整理簡便
コンピューター保存するので大量に保存できて、フィルムのように劣化がなくありません。
フィルム時代に苦労したのは、フィルムの取り扱い。
フィルムはとてもデリケート💗
光に当たると感光していまい、つかえなくなってしまいます😱
在庫のフィルムをダメにしてしまったり、現像時に感光させてしまい再撮影をお願いすることもありました:;(∩´﹏`∩);:
また、現像液の交換を担当していたのですがタンクを掃除したりとなかなかの重労働でした💦
しかも液が服についてしまったら、洗濯では落ちないシミになってしまうのもストレスでした。
ですが、ちょっとでも時期が遅れると液が劣化してしまい診断に差し支えるのでとにかく頑張って交換していた思い出があります。
次に印象材。
歯の型取りのことを印象(いんしょう)といいます。
歯科治療では、アルジネート印象材というものを使用しています。
少し難しい話しになるのですが、水溶性のアルギン酸ナトリウムと石膏を反応させて、不溶性のアルギン酸カルシウムを作り硬化します。
アルギン酸ナトリウムは、海藻に含まれる多糖類の一種で、食物繊維のひとつです。海藻に含まれるアルギン酸を抽出、精製した後、ナトリウムで中和して得られます。
アルギン酸は、医療用で創傷被覆材や消化管の止血材としても使用されています。
アルジネート印象材で型をとり、その型に石膏を流し模型にすることで患者様の口の中を石膏の模型で再現することができます🦷
印象がなぜ大切かというと、実際の口の中と模型に少しでもズレが生まれてしまうと作った技工物が使えなくなる恐れがあるからです。
歯科技工士さんは模型が命という言葉をよく言われるのですが、基本的には歯科技工士さんが患者様の口の中を見ることはあまりないので、
その印象でうつしだされた模型の情報だけで技工物を作ることになります。
私が新人の頃は、アルジネート印象材は手練りが主流でした。
アルジネート印象材を手練りする場合は、大きく分けて、
「練和」
「脱泡」
「トレー盛り」
の3つのステップで行われます。
ラバーボールとスパチュラという道具を使って行い、これらの道具を上手に使いこなす必要がありました。
学校ではまず、スパチュラとラバーボールの使い方をマスターすることから始めるのですが上手く出来ずに苦労しました(´ω`)
テストになかなか合格出来なかったのをよく覚えています😢
印象の取り方についてはこちらの動画をご覧下さい🎬
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https://youtu.be/-W4pu2-bNSs
今でももちろん手練りを行うことはあるのですが、はる歯科診療室では自動練和器での型取りも行っています!
自動練和器を使うメリットこちら💁♀️
●印象作業がスピーディー💨
ペーストアルジネート印象材自動練和器なので、粉・水の計量が不要です。
●作業時間が大幅に短縮⏰
練和物を直接トレーに盛り付けることができるので、スパチュラワークもほとんど必要ありません。
●印象材の硬さを5段階で調節が可能
症例に応じて調節が可能です。
●無駄が少なく廃棄物量を削減
専用のペーストアルジネート印象材をセットし、ボタンを押すだけです。
●スタッフの作業環境が大幅に改善
ペーストタイプの印象材なので、飛び散ることもなく、気泡の巻き込みがほとんどありません。
印象材も直接トレーに盛り付けることができます。
10年ひと昔とはよく言ったものでこの他にも、技術や材料の開発がたくさん進んでいます✨
とはいえ、基本的なテクニックは必要です☝️
例えば、レントゲンフィルムの位置付けやきれいに印象を採るテクニックなどなど‥‥。
私が新人の頃、先輩歯科衛生士から「苦労して習得した技術を安易に教えたくない!」と言われびっくりしたことがあります🙀
見て盗むという職人のような心構えはもちろん大切ですが、教えてもらわないと分からないこともあります。
私は、はる歯科診療室が二軒目の歯科医院なんですが、ここのスタッフは気持ち良いくらい色々教えてくれるんです🥹
毎日、感謝感謝です🍀
はる歯科診療室では、只今歯科衛生士を募集しております!
ブランクや子育て中など、色々不安をお持ちの方もおられると思います。
女性スタッフが対応致しますので、まずはお気軽にご連絡ください☎️
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