みなさんこんにちは!
はる歯科診療室 歯科衛生士の近藤です
気温がだんだん暖かくなってきましたね
水分補給はこまめにしましょう!
ところでみなさん、8020運動はご存じですか?
8020運動とは、簡単に言うと80歳で自分の歯を20本以上保つ運動です!
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です!
20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まりました。
楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切なんです(╹◡╹)
8020運動が始まって30年以上が経ち、2016年の調査で、2人に1人が8020となり、当初の到達目標である50%を達成しました
この運動が始まったころは、8020達成者は10人に1人(10%)にも満たないとされ、2人に1人(50%) 達成を実現するのは夢物語といわれていました(◞‸◟)
目標が達成されたことから、最近2022年に向けて8020達成者を60%とする新たな歯科保健目標が設けられたんです!
子どもが少なく、高齢者が増えつづけ、平均寿命 が長くなる時代となり、社会の活力を維持するため健康寿命の延伸を図ることが政府の政策目標として位置づけられています
歯の健康寿命を延伸させる8020運動は、健康寿命の延伸に対して、少なからず貢献してきたことになるはずです(^^)
健康寿命と残存歯の関係については、こちらの動画を参考になさってください
︎
☟☟☟
https://youtu.be/jSBouwYcdaY
目標を達成できた理由について紹介します!
・1日3回以上、歯を磨く人が倍以上に増加。
・デンタルフロスや歯間ブラシ等の補助的な清掃用具の使用者が増加。
・定期歯科健診を受診する人が増加。
・フッ化物配合歯みがきのシェアが増加。
・年間砂糖消費量の減少。
などが挙げられます!
むし歯予防や歯周疾患の進行を抑えるよう努力をする人が増えその結果、歯を失う人が減ったのではないかと考えられます。
また、調査の方法が違うので、一概に比較ができるわけではありませんが、「歯が痛い、しみる」と回答した人の数も減少の傾向を示しています。
さらに、2011年に「歯科口腔保健の推進に関する法律」が制定され、最近では、成人の歯周疾患健診や後期高齢者の歯科健診が行われるようになりました。
歯の健康を保つための試みが行政などでも行われるようになってきたのも考えられます
最近は、歯科疾患の予防を図るための保健指導が積極的に行われるようになりました。
歯科診療所の患者さんについても、約3割の患者さんが、歯周疾患の治療で歯科診療所に来院しており、以前よりも歯のメインテナンス治療が行われ、歯の喪失防止に対して歯科医療従事者も今まで以上に努力をするようになりました。
この結果、歯科疾患の状況をみてみると、未処置のむし歯の減少喪失歯の減少などが認められてきました!
はる歯科診療室でも、定期健診をお薦めしております!
こちらの動画でご確認ください
☟☟☟
https://youtu.be/7ajeaY0BPvE
歯を失わずにしっかり噛むことには、さまざまなメリットがあります!
・胃腸の負担を減らす
噛むことで物を丸呑みにせず小さく噛み砕くことができ、消化を良くします!
また噛むことで唾液分泌を促進します!
唾液には消化の働きもあるので胃腸の負担を減らすことができます!
・脳の活性化
口やあごを動かすことによって、脳を刺激して活性化することができます!
また記憶力や認知機能を強化することもでき
物忘れなどの防止につながります!
・ダイエット効果
よく噛むことで満腹中枢が刺激され少量でお腹がいっぱいになります
また顔の筋肉が鍛えられ小顔効果が期待できます(^^)
・虫歯、歯周病の予防
より噛むことで唾液が分泌され、お口の中の虫歯菌や歯周病菌を洗い流してくれます!
より美味しく食事をするには、歯はとても大切です!
毎日のケアや歯科医院でのケアで、歯を大切にしましょう!
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室