みなさん、こんにちは
はる歯科診療室、歯科衛生士の森です。
お花見は行かれましたか?
近所の桜は、満開から葉桜になっていっていますが、
これもまた綺麗ですよ
さて今日は、「マスクとお口の乾燥」について
お話しします
コロナ禍で、感染予防対策としてマスクを着用する時間が長くなりましたよね。
みなさんは、マスク着用時に
お口を閉じて鼻呼吸していますか?
マスクの長時間着用で、息苦しくなったりするため
口を開けたままになることが増えているそうです
大人だけでなく、今は小さい年齢の子供を除いて、
マスクをできる年齢の子供は、感染予防でマスクを着用していますよね
この長時間着用が原因で口呼吸になり、
口をポカンっと開けている子供も増えてきているんです!(◎_◎;)
私もアレルギー性鼻炎を持っているので長時間マスクを着用するのは息苦しいです
ですが、感染予防のためには欠かせないものなので外すわけにはいきません
なので、口呼吸にならないように気をつけています!!
なぜ口呼吸が習慣になるのが良くない理由には以下のものがあります
*唾液の量が減少する
唾液には、自浄作用や殺菌効果、菌の抑制、
粘膜の保護など役割があります!
お口の中が乾燥して、歯周病や虫歯のリスクが
高くなってしまうんです
️
*空気と一緒に細菌を取り込んでしまう
鼻呼吸は、鼻毛がフィルターの役目をしてくれ、吸い込んだ空気は鼻毛や粘膜の繊毛、
粘液によってウイルスや細菌、塵などが取り除かれ、加温・加湿されて肺に送られます。
口呼吸をすると、鼻のフィルター機能や加温・加湿機能が働かないため、
ウイルスや細菌などを含んだ乾いた冷たい空気がそのまま肺に送られます。
また、喉の周囲をぐるりと囲む、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、舌(ぜつ)扁桃、咽頭(いんとう)扁桃、耳管(じかん)
というリンパ組織があり、これらを「ワルダイエルのリンパ輪」と呼んでいます。
口呼吸の習慣があると、特にこの中の口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)に
細菌やウイルス感染から慢性の炎症が起こり、喉の炎症が起きます
*老化現象の原因になる
口が開いたままになると、口周りの筋肉がゆるんでたるみやいびきの原因になります。
いびきは、寝ている時に舌や喉の筋肉が落ち、
喉の空間が狭くなることで起きます。
舌の筋肉が衰えることにより就寝時の呼吸が口呼吸になり眠りも浅くなります。
特に高齢者や子供は、口の筋肉が弱く口呼吸になってしまうことが多いです(´ω`)
お口の周りの筋肉を鍛える自宅で簡単にできる「うーあー運動」というトレーニングを紹介します
1.「うー」と言いながら唇を前に突き出す
2.「あー」と言いながら口角を引き上げ笑顔を作る
1~2を10回繰り返す
「う」の形は、口の内側から前に突き出すイメージで行います。
「あ」の形は上の歯が見えるように口角を上げ、頬の筋肉が引きあがっているのを意識してみてください。
口を「う」と「あ」の形に動かすだけなので、マスクをつけたままでもできる運動です
家事や仕事の隙間時間に取り入れてみてください^_^
こちらの動画の口腔体操もおすすめですので、是非ご覧ください
☟☟☟
https://youtu.be/k3kBcowiqHc
マスクが口呼吸のリスク要因といっても、
着用しなければならない状況は、まだ続きます
無意識に行っていることなので、やはり意識することが大切です!
マスクをしている時の口の状態を自分なりに時々思い返してみたり、
マスクをしている時こそ口を閉じようというような意識を持つことが大切です
口呼吸になりにくい形状のマスクを上手に選ぶこともポイントです!
口元とマスクとの間がぴったりと密着していると息苦しくなりやすく、
これから暑くなってくるので夏場は熱がこもったり蒸れたりしやすいため、
立体的で顔の形に添ったものや、口元のワイヤー等で呼吸する空間を確保できるものがおすすめです
ご自身に合ったマスクで感染予防しましょう!
そして、歯科医院でも定期的にお口のクリーニングをして
歯周病や虫歯の予防も一緒にしましょう
はる歯科診療室では感染症対策をしっかり行なっておりますので、
安心してご来院ください
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https://youtu.be/36pe_ajNc7k
お口は健康の入り口です!
はる歯科診療室で、心も体も元気になってくださいね
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