みなさんこんにちは😃
はる歯科診療室です🐼
日ごとに少しずつ暖かくなり、春らしい陽気が増えてきましたね(^^)
通勤中に桜に似た花を咲かせたさくらんぼの木を見かけて、春の訪れを感じました🍒
個人的には暖かくなって嬉しいのですが、花粉症の方には辛い季節がやってきましたね:;(∩´﹏`∩);:
くしゃみや花粉症対策の防護メガネをされている方をお見かけする機会が増えてきました👓
花粉症について、色々調べてみました✏️
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です🤧
季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
季節性アレルギー性鼻炎(=花粉症)原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。
日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています🇯🇵
主なアレルゲンには、スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなどがあります🌲
鼻の三大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ、涙、充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。
さらに、シラカンバ、ハンノキ、イネ科花粉症などの人が、ある果物や野菜を食べると、口の中がかゆくなり、腫れたりする「口腔アレルギー症候群」という症状もあります。
またアレルゲンが一年中ある通年性アレルギー性鼻炎という病気もあります。
通年性アレルギー性鼻炎の主なアレルゲンは、ダニ・家の中のちり(ハウスダストなど)・ゴキブリなどの昆虫、ペットの毛・フケなどがあります。
喘息、アトピー性皮膚炎などを合併することがあります。
最近、通年性アレルギー性鼻炎と花粉症の両方に悩む人や、複数の花粉に反応する人も増えており、 ほぼ一年中くしゃみ・鼻水・鼻づまりや目のかゆみ・異物感に悩まされるという人も少なくありません😢
花粉症は一見お口と無関係に思えますが、実は関係があるんです!
というのも、花粉症の主な症状 “鼻水・鼻づまり” は、お口にとって “一番の大敵” なんです!(◎_◎;)
花粉症で鼻が詰まると鼻呼吸ができなくなり、口で呼吸をすることが多くなります👄
すると、お口の中の水分が蒸発しやすくなって、口の中がカラカラに乾燥してしまいます。
また、花粉症のお薬には唾液の分泌を抑えてしまうものが多くあるため、お薬を飲むとさらにお口の中は乾燥した状態になります💊
その結果、お口の中は乾燥していると細菌が繁殖しやすくなりますので、歯の周りに歯周病の原因である歯垢(プラーク)がつきやすくなります🦷🦠
つまり花粉症の時期は、いつもより歯周病(歯肉炎・歯周炎)になりやすいのです😱
歯周病は恐ろしい病気です:;(∩´﹏`∩);:
歯肉炎は歯の周りに付着した唾液中の細菌が原因で歯肉に炎症が起きる状態で、更に進行すると骨や歯周組織を破壊する歯周炎になってしまいます。
歯周病に関しては、こちらの動画を参考になさってください💁♀️
☟☟☟
https://youtu.be/02wcIV5oGmE
ただでさえ花粉症は辛いのに・・・・口の中まで辛くはなりたくないですよね。
これら花粉症に伴うお口のトラブルを防ぐためのポイントを紹介します☝️
1.よく噛んで食べる
唾液は噛むという刺激が脳に伝わることで分泌されます。
お食事の際には1口30回を目標によく噛んで食べるようにしましょう。
また、ガムを噛むことも唾液がたくさんでてくるので効果的です。
ただし、ガムを選ぶときには注意が必要です。虫歯にならないように、シュガーレス、キシリトール入りなどの表示を確かめましょう。
2.お口の潤いを保つ
お口の潤いを保つために、こまめに水分補給をしましょう。
冬場は空気も乾燥しているので、加湿器などでお部屋の湿度を調節したり、マスクをつけることも効果的です。
3.お口のケアを念入りにする
歯間ブラシやフロスなどの清掃補助具を併用して念入りに歯みがきをしましょう。
また、薬用洗浄剤の使用するなど、お口の中を清潔に保つように心がけましょう。
4.マッサージを取り入れる
唾液の分泌を促すためには、唾液腺マッサージが効果的です。
唾液腺を直接刺激するので、唾液の分泌が実感できます。
●耳下腺(じかせん)
指全体で耳の前、上の奥歯あたりを後ろから前に円をえがく。
●顎下腺(がっかせん)
親指をアゴの骨の内側の柔らかい部分に当て、耳の下から顎の下までを順番に押す。
●舌下腺(ぜっかせん)
両手の親指をそろえて、顎の下から軽く押す。
唾液腺マッサージに加えて、舌の体操を行うとより効果的です✨
【口を開けて/舌体操】
舌の先に力を入れ、舌を出したり、引っ込めたりする。
舌をできるだけ前に出して左右に動かす。
舌を左り回り、右回り、口の回りをなめるように交互に回す。
舌を出して鼻の頭や、顎をなめるように上へ、下へと動かす。
【口を閉じて/舌体操】
舌で上唇を押す。
舌で下唇を押す。
舌で左右の頬を押す。
閉じたままで唇の内側をなめるように回す(右回り、左回り)
こちらのアニメーション動画も是非ご覧ください🎬
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https://youtu.be/k3kBcowiqHc
はる歯科診療室では、花粉症で苦しんでいる患者様にもできる限り歯科治療に通院していただければと思っております🏥
治療中はお口に水がたまらないよう頻繁にうがいをしていただいたり、椅子を起こして治療を行ったり、苦しいときはすぐに患者様に合図をしていただくことで、わずかでも負担が少なくなるよう治療を行いたいと思っております。
花粉症の患者様は治療前にお伝えいただければ幸いです(^^♪
まずはお気軽にご連絡くださいね☺︎
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