みなさん こんにちは😃
はる歯科診療室です🐼

まだまだ寒い日が続きますが、冷えた空気が身も心も引き締めてくれるような気がします^ ^
引き続き体調管理に気をつけて、今年も頑張ります♪

さて、先日上の前歯の被せ4本が折れるように外れた患者さんが来院されました🏥
被せが外れた直接の原因は、虫歯でした:;(∩´﹏`∩);:
被せをしていた歯は神経がなく、痛みなどの症状がないまま進行していました。

しかし!!
この被せが外れてしまった原因はそれだけではなかったんです(´⊙ω⊙`)

実はこの患者さん、上下の奥歯がほとんどなく入れ歯も使っておられませんでした😞

当然噛めるところは前歯しかなく、長年前歯だけでお食事をされていました。
その結果、ただでさえ虫歯で弱っている前歯は荷重負担となり折れてしまったんです😭

もし、この患者さんが入れ歯治療をされていたらこのようは悲劇は免れたかもしれません(◞‸◟)

歯を長持ちさせるため、歯科では現在、できるだけ削らない・抜かない治療が基本となっておいます。
そして、抜歯は最後の手段です。
しかし、虫歯や歯周病が進行したり、事故で歯が根元から折れるなど、抜歯を余儀なくされる場合もあります💧

1本ぐらい歯がなくても、大丈夫👌と思われるかもしれません。

しかし、抜歯をしたまま放置していると、期間が経つうちにさまざまな影響が出てきます。
また、1本1本の歯根の周りの歯根膜には、噛むことで脳につながる受容体(センサー)があります。
その情報がなくなっていきますから、だんだん認知症になりやすくなるともいわれています(・Д・)

歯には大きく分けて、咀嚼(噛むこと)、嚥下(飲み込むこと)、発音、審美の4つの役割があります🦷

永久歯は親知らずを除いて上下顎それぞれ14本ずつあり、上顎の歯と下顎の歯がうまく噛み合うことで、これらの機能を果たしています。

1本でも歯を失うと、両隣の歯が倒れてきたり、噛み合っていた向い合う歯が伸びてきたりして、噛み合わせに狂いが生じます。

すると、発音がしづらくなったり、うまく噛めなくなって食事の際に支障が出るほか、歯と歯のすき間が広がって食べかすが挟まりやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
さらに、怖いことに、噛み合わせ不調による頭痛、肩こり、耳鳴などの不定愁訴を招いてしまうこともあるのです😱

こちらの動画でも解説しておりますので、参考になさってください🎬
   ☟☟☟
https://youtu.be/EgDwh_RICpI

もちろん、抜歯後、そのままでもいいケースもあります。

・歯を噛みしめる癖がない
・奥歯7番以外の歯は残っている
・本来生えているべき場所に歯が生えている

などの場合には、そのまま様子をみても問題ないケースが多いと考えられます。

ただし、歯の状態によって対応方法は異なるため、自己判断のみで「大丈夫」と決めるのは危険です⚠️
診察を受け、最善の治療方法を提示してもらうことが大切です!!

歯を失った後は、人工物で補う治療をすることが大切です☝️

主な治療法を紹介します📣

●ブリッジ

失った歯の両隣に残っている歯を削って冠を被せ、連結した人工の歯を固定する方法です。
残った歯が土台となり、橋を架けるようなイメージです。
失った歯が1~2本と少ない場合に行います。
固定式なので異物感が少なく、見た目も自然です。

ただし、冠を被せるために健康な歯を大きく削らなければならないこともあります。
そして、歯を失った部分にかかる噛む力を、土台となる歯だけで受け止めるため負担がかかり、ブリッジの噛み合わせや口腔清掃の管理が悪いと、歯の寿命が短くなるのが欠点です。

●部分入れ歯

残った歯に金属のバネを引っかけて、人工の歯と義歯床(人工の歯肉)を固定します。
バネの代わりに磁石などで固定する方法もあります。
歯を数本失った場合でも部分入れ歯は可能で、歯がすべてない場合は、義歯床をあごに密着させる「総入れ歯(総義歯)」となります。

残った歯を削る必要はなく、取り外しが簡単なので洗って清潔を保てます。
また、噛み合わせに不具合が生じたときは修理することができます。
しかし、ブリッジに比べて噛む力が劣るほか、部分入れ歯の位置によってはバネが目立ち、見た目が気になることがあります。
さらに、バネをかけた歯の負担が増えるため、口腔清掃の管理が悪いと、歯周病が進行してその歯の寿命が短くなる場合もありますから要注意です。

これは、当院での入れ歯治療の一例です。
噛みやすいととても好評を頂いております😄
   ☟☟☟
https://youtu.be/2iZYRZBxFZA

●インプラント

あごの骨に金属でできた人工の歯根を埋め込み、それを土台に人工歯を取り付けます。審美性に優れ、顎の骨にしっかりと固定されているため自分の歯に近い感覚で噛めるのが利点です。
また、ブリッジのように健康な歯を削る必要もありません。

外科手術が必要で、人工の歯根があごの骨にくっつくまでに3ヵ月から半年ほどかかります。顎の骨の量や健康状態などによっては、インプラント治療を行えない場合もあります。
歯周病がある人は、インプラント治療の前に治しておくことが大切です。
また、インプラントには健康保険が適用されません。

いずれの方法も治療が終わったら後は安心、というわけにはいきません!
人工の歯は虫歯になることはありませんが、自分の歯よりも汚れがつきやすく、ケアを怠っていると健康な歯や歯肉にも悪影響が及びます(´ω`)

はる歯科診療室では、治療が終了された患者さんに予防治療への移行をおすすめしています💁‍♀️
はる歯科診療室でしっかりケアして、健康な毎日を送りましょう🌈

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

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