みなさんこんにちは！はる歯科診療室 歯科技工士の網谷です。
今日は「ナイトガード」についてお話します
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ナイトガードとは、夜寝る時に装着するマウスピースのことです。
歯や顎に加わる力を暖和することができます
むし歯ではないのに歯がしみたり、朝起きたとき顎が疲れて痛くなる症状はありませんか？
それは、就寝中に歯ぎしりや食いしばりをしているかもしれません⚡️
ご自分で歯ぎしり・食いしばりの自覚がなくても、歯のすり減り方を見ると、歯ぎしり・食いしばりをしている方は意外と多くいらっしゃいます
歯ぎしりならば、ギリギリと音がするので、同じ部屋で寝ているご家族が気付いて教えてくれることもありますが、食いしばりの場合はほとんど音がしないので、周囲の方も気づかないことも
原因としては、ストレスや睡眠の質、服用中の薬の影響、飲酒、など様々ですがもっとも多いとされているのはストレスです
毎日歯ぎしり・食いしばりをする方もいれば、毎日ではなくても、疲れやストレスを強く感じた日だけ歯ぎしり・食いしばりをする方もいらっしゃいます。
その時にタイミングが悪く歯が欠けたり、顎の調子が悪くなることもあります。
残念ながら、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりは無意識に行われるため、自分で気づいて止めるということができないため、改善が難しいと言われています。
さらに、歯ぎしり・食いしばりで歯周病が進行する例も
予防の意味でもナイトガードは毎日装着することをおすすめします。
ナイトガードは、歯型を取り模型を作ってから製作します。通常は硬いアクリル樹脂で製作し、上あごに装着します
下あごが動いて強く噛みこむ力を分散し、歯や顎関節を守ってくれます。歯の代わりに削れてくれたり、顎関節に力が入らないようにしてくれます。
こちらの動画で作り方について詳しく解説していますので、是非ご覧ください⭐️
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ナイトガードは、装着後の管理も重要です。
というのも、使っているうちに黄ばんできたり、白く濁ったように変色してくることがあります。
これは口内とマウスピースの両方に原因が考えられます。
というのも、私たちの口の中には常に３５０～７００種類もの菌が存在しています🦠この菌は当然マウスピースにも付着します。この菌がマウスピースの黄ばみや臭いを発生させます(◞‸◟)
しかも、唾液の成分中のカルシウムやリンなどのミネラル成分によって歯石が作られ付着することもあるんです(´⊙ω⊙`)
そのせいで、白くカピカピとした汚れがついてしまうのです。
こういった状態のナイトガードを使い続けると歯周病や虫歯になるリスクが高まります
歯ぎしりを改善できても、ほかのトラブルを引き起こしては意味がありません
ナイトガードのお手入れ方法を紹介します️
まずは、ゴシゴシこすってはいけません
市販の歯磨き粉を使って歯ブラシでこすってしまう方がいますが、歯磨き粉に含まれる研磨剤とブラシがナイトガードの表面を傷つけて、細菌の繁殖場所を作っていることになります(O_O)
さらに、細かい傷に細菌がたまり臭いの発生原因になってしまいます。
やはりマウスピースのお手入れには、臭い対策と洗浄が同時にできる洗浄剤を使うことをオススメします
その際、お湯を使うと変形の原因になるので必ずお水を使ってください。
浸けた後は、洗い流してお使いください
気になる汚れなどがある場合には、ガーゼなどの柔らかい素材の布で磨いてください。
大切な歯を守るため、顎関節症を軽減するために、是非一度ナイトガードについてご相談くださいね
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はる歯科診療室