みなさんこんにちは
はる歯科診療室、歯科衛生士の大西です。
今回は生え変わり期のブラッシング方法についてお話したいと思います。
人間の歯は生まれたばかりの時には生えていませんが、離乳食の始まる生後6~7か月頃に下の前歯から順番に生えてきます。
そして3歳ごろまでに乳歯が生えそろい、6歳頃から徐々に乳歯から永久歯に生え変わります。
この生え変わりの時期を、混合歯列期といいます。
初めに乳歯の奥歯の後ろに、永久歯が生えてきます。
一般的に6歳臼歯と呼ばれる歯のことです🦷
乳歯が抜けて生え変わる歯とは違い、奥歯なので見えづらく、生えてきたことに気づきにくいこともあります
更に生えてきたての永久歯は歯茎に埋もれていたり、高さが低くなっていたりするので歯ブラシが当てにくい状態です(◞‸◟)
次に生えてくる前歯の永久歯は乳歯が抜け、生えてくるので乳歯がグラグラしている時期や生えかけの時期はブラッシングが難しいです。
磨き残しが多く虫歯になりやすい場所は、歯と歯の間、歯と歯茎の境目、噛む面の溝です🦠
歯と歯茎の境目は、乳歯の時にも汚れが溜まりやすいところになるので歯が生えてきたら気を付けて磨くようにしましょう。
しかし力を入れすぎると歯茎が傷ついたり痛みを感じたりすることがあります。
歯ブラシを細かく動かして軽い力で、優しく磨きましょう。
噛む面の溝は歯ブラシが届きにくいところです。
特に生えたての歯は溝が深く汚れが溜まりやすいです。
そのためブラッシングをしっかり行うのも大切ですが、シーラントという噛む面の溝の深いところを埋めてあげる予防的な詰め物を行う治療を行うと虫歯になりにくいです。
はる歯科でも、もちろん行っていますのでお気軽にお申し出ください( ^ω^ )
歯と歯の間は乳歯列の時期は、歯がすきっぱの状態になっていることが多いので歯と歯の間にも歯ブラシが届きやすいです。
しかし、永久歯は歯と歯の間が詰まっているので、歯ブラシだけでなくデンタルフロスを用いると虫歯の予防になります(^o^)
乳歯列の状態のときから、デンタルフロスの練習をしておくのもお勧めです(*^^*)
このように歯の形や、生え変わりの時期に合わせたブラッシングを行うことで虫歯を予防することができます!
虫歯になりやすい部位や気を付けておくことは、大人の歯と同じところも多いので保護者の方も一緒におうちでのホームケアに力を入れてお子さんと一緒に頑張ってみましょう
🪥
これは、カバくんがカエル先生に歯磨き方法を習う動画です🦛
とても可愛いのでお子様と一緒にご覧ください
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わからないことや気になる事がある方はお気軽にお尋ねくださいね
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