みなさんこんにちは。
はる歯科診療室、歯科衛生士の大西です。

今日は、日本人の年齢別残存歯数についてお話します🇯🇵

まず基礎的な知識として、親知らずを含めていない永久歯の本数は28本、親知らずを含めると32本となります🦷
生まれつき歯の本数が多かったり少なかったりする方は違う本数になります。

厚生労働省が行った2016年の歯科疾患実態調査によると1人当たりの歯の数の平均値は

15~24歳 28.4本
25~34歳 28.7本
35~44歳 28.2本
45~54歳 27.0本
55~64歳 24.5本
65~74歳 20.8本
75歳~  15.7本
となっています。

加齢とともに歯が失われていっていることが分かると思います:;(∩´﹏`∩);:

平成元年から厚生労働省と日本歯科医師会が推奨している80歳で残存歯を20本以上残すことを目標とした「8020運動」というものがあります。
残存歯数が20本以上であれば固いものでも満足に食べられるといわれています

🍘

しかし調査結果でも分かるように、75歳以上の方の平均残存歯数は15.7本で、90%がなんらかの入れ歯を使用しているといわれています(°_°)

残存歯数が多く歯を支えている骨がしっかりとしてれば、歯を失っても入れ歯以外にブリッジやインプラントなど様々な治療法が可能となります。
しかし、残存歯数が少なかったり歯周病によって歯を支えている骨が少なくなったりしている方は治療法の選択肢が少なくなってしまいます(◞‸◟)

こちらの動画では、残っている歯と長生きの関係について解説しています

🎬

是非参考になさってください(^ν^)
   ☟☟☟

歯を失う原因の第一位は歯周病です!
歯周病は年配の方がなるイメージを持った方も多いと思いますが、歯周病は若い方がなる可能性もあります。

歯周病の原因はプラークと言われる細菌の塊です。
細菌が歯茎に毒素を出し歯茎を腫れさせたり出血させたりします。
さらにプラークが歯石に変化するとより歯茎に更に悪い影響を及ぼすだけでなく、歯を支えている骨を溶かしていってしまいます。
それにより、歯を支える土台がなくなり歯がグラグラして抜歯を余儀なくされてしまうケースがあります。
このように歯周病によって歯を失う可能性は誰にでもあります。
しかし、歯周病は自覚がない場合が多いので気付かないうちに進行してしまいます。 
予防するために早めの検査や治療をお勧めします

☝


また、虫歯も放っておくと徐々に進行して歯を残せなくなることもありますので、しみるなどの自覚症状を感じたらすぐにご相談ください

😊

今歯を失っていない人も普段のブラッシングや定期的な健診が重要です!!

今お口の中で困っていることがある方や気になる事がある方、定期健診を受けたい方などお気軽に連絡ください

☺

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31
はる歯科診療室

この記事をシェアまたはブックマークする

こちらもおすすめ!

スタッフ紹介