みなさんこんにちは(*´ー`*)
はる歯科診療室の歯科衛生士 木場です
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もう、空気が冷たくなり冬到来ですね
みなさん、こまめな手洗い・うがい・マスクを忘れずにこの冬を過ごしましょう
『歯周病』という言葉は、今はよくテレビやCMなどでよく聞くようになりましたよね∑(゚Д゚)
『歯周病』は、細菌の感染によってひきおこされます。
お口の中には、常在菌が約700種類ほど生息しているといわれており、その中でも歯周病の原因となる菌を「歯周病原性細菌」と呼びます。
今日は、歯周病原性細菌の一種、『レッドコンプレックス』についてお話しします( ´ ▽ ` )
歯周病原性細菌にはそれぞれ病原性の違いがあり、特に毒性が高く歯周組織、血管、全身にダメージを与える 3 種類の細菌を『レッドコンプレックス』とよびます
それぞれの特徴をお話しします(`・ω・´)
①Porphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)
慢性歯周炎の原因菌で、付着する能力が非常に強いため、バイオフィルムの形成に役立っているといえます。
この菌がもつ内毒素は、骨を溶かす作用があるだけではなく、口腔内で悪臭を放ちます
②Treponema denticola(トレポネーマ・デンティコラ)
歯周病の病巣局所で増加が見確認され、歯周組織の中や血管の中にまで侵入して増加していきます。
③Tannerella forsythensis(タネレラ・フォーサイセンシス)
歯周ポケットに付着し、内毒素により歯周組織に悪影響を及ぼします。
これは、レッドコンプレックスについて解説した関連動画です
是非こちらもご覧になってください(*^^*)
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レッドコンプレックスは、血液の中に含まれる鉄分を栄養素としています
健康なお口で、歯磨きの際に出血がなければ、レッドコンプレックスは栄養不足で増殖しにくい状態ですが…
しかし、清掃状態が悪いと歯垢が残ったままになります。
そして、細菌の塊である歯垢や歯石に含まれる歯周病原性細菌は、時間が経つと病原性を増す性質があります。
その結果、歯周炎を惹起し歯茎から出血してしまいます
歯茎から出血すると、血液中の鉄分を餌に歯周病原性細菌が一気に増殖し、病原性がさらに高まります🦠
歯磨き時の出血は、歯周炎発症を知らせる赤信号なのですΣ(゚д゚lll)
歯磨きやデンタルフロスなどを使って日頃どんなに丁寧に歯を磨いていても、歯垢を100%落とすことはできません(´ω`)
歯周病やむし歯を予防するためには、歯科医院へ行って、セルフケアでは落としきれない汚れを専用の器械や器具を使って徹底的に掃除する必要があります。
健康のために、2か月に 1 度は歯科医院でお口のクリーニングを受けましょう。
その際は是非、はる歯科診療室に来院してくださいね(*´ー`*)
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