香川県高松市 西町の浜街道沿いにある歯科医院、はる歯科診療室です♪
みなさん、こんにちは 😃
朝晩涼しくなり、秋の訪れを感じることが増えましたね 🌾
とはいえ日中はまだまだ暑い日がありますので、体調管理に気を付けてくださいね 😊
さて、今日は親知らずについてお話しします!
親知らずが原因で、歯肉が腫れたり痛くなったとお困りの患者さんが来院されることがあります 🏥
なかには、口が開かなくなった患者さんも :;(∩´﹏`∩);:
親知らずは、顎の一番奥に位置しているため、生えてくるスペースが足りず、正常に萌えないことが多いです。
傾斜して萌えたり、途中までしか萌えてこなかったり・・・
すると、親知らずの上に歯肉が被った状態になるなど、衛生管理が行いにくくなり汚れが溜まりやすくなってしまいます 😖
それにより、歯垢が付着し細菌が増えます。
そして、炎症が起きてしまいます。
このような症状のことを「智歯周囲炎」といいます。
そもそもなぜ歯垢が付着すると、炎症が起きるのでしょうか?
歯垢が歯頚部に付着すると、歯肉組織内の細い血管で血管拡張と充血が起こります。
血管が拡張する仕組みは、まず歯垢内の内毒素により組織内のヒスタミンなどの炎症性物質がはたらいて、血管が広げられます。
そして緩んだ血管に血液が流れ込みます。この状態が充血です。
炎症の部分には通常の10倍以上の血液が流れ込みます。歯肉が赤く見えるのは、充血が起きているからです。
歯垢によって歯肉が赤く見えるのには、もうひとつ理由があります。
それは、歯肉内の歯肉血管叢です。
歯肉付着上皮のすぐ下には、複雑な網目構造の細い血管があります。
歯垢が原因で炎症が起きると、歯垢と非常に近い場所にある歯肉血管叢に10倍以上の大量の血液が流れ込みます。
つまり、血管内が大量の赤血球によって満たさせるために歯肉が赤く見えるのです。
このようなメカニズムで炎症が進み、ある日突然の様に歯茎が腫れてきたり、頬が腫れたり、ずきずき痛くなったり、口を開けづらくなったり、そんな自覚症状があらわれてびっくりされることも (*_*)
睡眠や栄養が十分とれていなかったり、過労になっていたり、風邪をひいて体調を崩したりしたときに、智歯周囲炎の炎症が悪化する傾向があります。
そして、体調が改善するまでは、智歯周囲炎の炎症もなかなか治まりません。
これは、智歯周囲炎について解説した動画です 🎦
こちらも是非参考になさってください。
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体調が回復し、炎症が治ったらそのままで大丈夫と思われるかもしれません。
しかし、炎症が起きた場所では歯周病や虫歯などのトラブルが確実に起きているのです 🔥
親知らずを抜歯するというと、術後に痛い、腫れるなどマイナスのイメージがあり躊躇される方が多いのも事実です。
しかしながら、そのまま放置しておくことは智歯周囲炎を繰り返すだけではなく歯周病や虫歯がさらに進行してどんどん状況が悪化しているのです (@_@)
特に歯周病に関しては、深刻です (・・;)
歯を支える骨を失うと元に戻ることは、なかなか難しいんです。
それが、私が親知らずの抜歯をお勧めする理由でもあります!!
また、親知らずのトラブルを起こしたことがない方も一度レントゲン撮影でどのような状態であるか確認することをお勧めしています!
親知らずでトラブルを起こしたことのある方も、そうでない方もまずはお気軽にご来院ください (^^)/
ご予約のお電話は 087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室