みなさんこんにちは
はる歯科診療室西岡です
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています
春が待ち遠しいですね!
最近我が家の家電が何やら怪しい雰囲気です(´Д` )
全く動かないわけではないのですが、そろそろ寿命の予感がします。。。
歯の寿命とは
家電や車など生活に欠かせないものの寿命は気にかける方が多いと思います。
それと同じくらい歯の寿命を意識したことはありますか?
もちろん歯が健康なうちは気にしたことはないと思います。
しかし実際には、歯を1本も失うことなく生涯を過ごせる人はそれほど多くないのが現実です。
実際のところ、歯そのものに寿命があるというわけではありません。
歯並びや生活習慣などさまざまな原因によって、一定の年齢で歯が抜けやすくなります。これらが歯の「寿命」の正体です。
歯が抜ける原因とは
歯が抜けてしまう原因は以下のものがあります。
①歯周病や虫歯
歯が抜けてしまう原因で最も多いのが歯周病です。
歯が抜けてしまう人の4割が歯周病だと言われています。
歯周病は痛みや出血を引き起こし、歯を支える骨が溶けて最終的には歯が抜けてしまうこともある病気です。
次に多いのが虫歯です。
虫歯によって歯が失われる人の割合も全体の3割と、非常に多いのが特徴です。
②噛み合わせた際の衝撃
歯に大きな負担をかけることも歯が抜ける原因です。
歯を食いしばったときの負荷も、歯の寿命を縮めてしまっています。
繰り返し歯に負荷を与えることで、歯が割れてしまうこともあります。
食いしばりだけでなく、歯ぎしりや噛み合わせの悪さも歯に負荷が加わるため、年月が経つにつれて歯を失ってしまう原因になります。
それだけではなく、歯周病を進行させてしまう原因になります。
③ストレスや悪い生活習慣
日常のストレスや暴飲暴食が、歯や歯を支えている歯茎に悪影響を与えてしまいます。
摂取する栄養バランスが偏ることによって、抵抗力が下がり歯周病を悪化させます。
自分の歯で生活するために
入れ歯などに頼らず、いつまでも自分の歯で生活するための方法を紹介します(^^)
●定期的な虫歯と歯周病ケア
歯を失わないためには、日ごろから歯のケアを行うことが大切です。
虫歯や歯周病を予防するには、プラークをちゃんと除去することです。
ポイントは、ゴシゴシと強く磨かないことです。
強く磨くとプラークが歯茎に溜まりやすくなります。
歯ブラシの毛先が歯と歯茎の間に入る程度に留め、そこから小刻みに動かしましょう。
また、ブラッシングの後に歯間ブラシやフロス、糸ようじを使うことで、歯ブラシだけでは落とせなかったプラークを落とすことができます。
使い方が分からない方は、遠慮なくおっしゃってください(^∇^
●悪い噛み合わせを改善する
噛み合わせが悪かったり誤った噛み癖があったりする方は、噛み合わせの治療をおすすめします。
噛み合わせの治療をすれば、歯の負担が減るだけでなく、顎関節症を予防することができます。
●食事や生活習慣の見直し
栄養の偏った食事や生活習慣を正すことも、自分の歯の存続につながります。
バランスのとれた食事と生活をすることで、免疫力が高まり、歯が長持ちするようになります。
また、タバコは歯周病を進行させるので、喫煙者は禁煙をすることをおすすめします。
「抜歯」を提案するときは
歯を1本でも多く残しておきたいのは、患者さんも私達も同じです。
歯の保存が不可能だと分かっていてもつい、何とか残す道はないかと考えてしまい、抜歯の先送りや回避をしたくなる気持ちもよく分かります。
それでも私達が抜歯を提案する時は、歯を保存することにより引き起こされるデメリットがメリットを上回る時です。
はる歯科では、歯を抜いた後の処置をどのようにするのが最善なのかということを視野に入れて、治療計画を立てています。
そして、出来るだけ分かりやすく説明を行っています^o^
もし分からないことがありましたら、お気軽にご相談なさってください。
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高松市西町13-31 はる歯科診療室