香川県高松市 西町の浜街道沿いにある歯科医院、はる歯科診療室です♪
みなさん、こんにちは 😃 院長の野口です 🐞
秋の夜長、虫の音が心地よい季節になりましたね🌕🦗🌾
抜歯治療は怖くない!
さて、歯科の治療の中で嫌がられる治療のひとつに、抜歯があります。
多くの患者さんは、歯を抜く瞬間の痛みを心配します。
安心してください!
歯を抜くときは麻酔をするので、そこまで痛くないことがほとんどなんです ✨
麻酔が切れた後も痛み止めを飲むことで、ある程度抑えることができます。数日経てば、痛みは徐々になくなっていくのが一般的です。
ところが、強い痛みがいつまで経っても治らない場合があります。
その原因の可能性の1つが「ドライソケット」‼︎
ドライソケットとは、ドライ(乾いた)ソケット(窩=穴)。
つまり、乾いた穴を指しています。
通常は、抜歯をした後の穴には血の塊ができ、特別な処置を施さなくても、徐々に穴がふさがっていきます。
ドライソケットは、自然に穴がふさがらず、ポッカリと穴が空いて骨がむき出しになったままになってしまいます。
ドライソケットは、「抜歯窩治癒不全」とも呼ばれます。
治りが遅くなり、さらに骨が露出していることで、刺激を受けやすい状態になり、強い痛みとなって表れるのです (´Д` )
起きる確率は、抜歯後の2~4% 📊
比較的多いとされるのが、下の親知らずを抜いた後なんです。
耐えがたい痛みが10日~2週間、ひどい場合だと1カ月も続いてしまうことも :;(∩´﹏`∩);:
ドライソケットチェック 5つのポイント✅
こんな症状があったらドライソケットかもしれません。
①抜歯後2、3日経ってから痛みが増してきた
抜歯後の痛みは通常、抜歯直後がピークです。
麻酔が切れた施術の2~3時間後が、最も痛みを感じるときだといえます。
ドライソケットになってしまった場合は、麻酔が切れた瞬間よりも、抜歯後2、3日経ってからのほうが強い痛みを感じるようになります。
②痛みの程度がひどく、長引いている
「痛み止めを飲んでもすぐ切れてしまう」「痛み止めを飲んだのに効いているような感じがしない」という症状がある場合は、ドライソケットの疑いがあります!
ちょっと痛いかも……といった程度ではなく、痛すぎて何も手につかないというような激痛が、1週間以上続くこともあります。
③飲食時に痛みがひどくなる
食べたり飲んだりするときに、痛みがよりひどくなります。
これは、ドライソケットによって骨が露出しているために起こります。
食べ物や飲み物が神経部分に直接触れるので起こってしまいます。
④悪臭がする
ドライソケットになると、抜いた穴から悪臭がします。
口臭が強くなったなと感じたり、話している相手の表情が気になったりしたときは、ドライソケットの可能性があります。
⑤穴がポッカリと空いて白っぽい
骨が露出しているため、抜いた穴が大きく空いていて、内部が白っぽく見えます。
通常なら血の塊ができてきますので、赤~濃い紫に見えることが多いのですが、白っぽい影が見えたらドライソケットの疑いがあります。
抜歯後の対処法
こちらも是非ご覧ください👀
親知らずの抜歯後の対処法についての動画です(*´∇`*)
ドライソケットにならないために、とても大切なことです。
これは、親知らずに限らず、他の部位の抜歯も同じ対処法です。
抜歯をするということは、とても勇気がいる決断だと思います。
その後、痛みなく過ごせるように配慮をしていますが、残念ながら稀にドライソケットがおきてしまいます。
何か違和感を感じたら、お早めに来院してください。
ご予約のお電話は 087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室