みなさんこんにちは( ´ ▽ ` )ノ
はる歯科診療室の歯科衛生士の木場です。
最近、ますます冷え込んできてみなさん体調など崩されてないですか?
インフルエンザも流行っていますので体調管理などには気をつけてください。
今日は、「口内炎」についてお話しします。
口の中は、食事をしたり、呼吸をしたり、しゃべったりするために常に外部と接しており、細菌・ウィルス・ほこりなどが付着・侵入する可能性の高い部分です。
鼻や、内臓に通じるのどともつながっているので、部位によりさまざまな粘膜で覆われて防御されていますが、侵入した細菌などによって炎症を起こすことがあります。
「口内炎」とは、ほおの内側や歯ぐきなどの口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。
「口内炎」の原因はさまざまですが、次の3つが代表的な原因だと考えられています。
●疲労や免疫力の低下が原因と考えられる[アフタ性口内炎]
一般的にもっとも多くみられるのが「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」です。
原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えられています。
●ウィルスや細菌の増殖が原因の[ウィルス性口内炎]
ウィルスが原因で起こる口内炎もあります。
単純ヘルペスウィルスの感染が原因の「ヘルペス性口内炎(口唇ヘルペス)」や、カビ(真菌)の一種であるカンジダ菌の増殖が原因の「カンジダ性口内炎」などがあります。
●物理的刺激によって起こる[カタル性口内炎]
「カタル性口内炎」は、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側をかんでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。
口の粘膜が赤く腫れたり水泡がてぎたりします。
アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。
また、味覚がわかりにくくなることもあります。
○口内炎の治し方
<うがい薬でうがいする>
痛みが強い口内炎は、早く治したいですよね。
口内炎を効果的に治すには、口内細菌の繁殖を抑えることが重要です。
20秒間のうがいを3セット繰り返すと口内の細菌を10分の1に減らせます。
<食後の丁寧な歯磨き>
口内の傷を増やさないため、また治ろうとしている傷を、悪化させないためにも、食後の歯磨きは優しく丁寧に行いましょう。
<睡眠をしっかりとる>
睡眠不足は免疫力低下につながります。
<水をこまめに飲む>
乾燥していると、細菌が繁殖しやすくなります。こまめに水分補給することで、身体の中から細菌が繁殖しにくい状態を作りましょう。
ただし、アルコールや辛いもの、熱いもの、冷たいものなどの刺激が強い飲み物は控えるようにしてください。
刺激物が原因で口内炎ができることもあるそうなのです。
それらが口内炎を悪化させたり、もしくは新しい口内炎を作ることになってしまっては、本末転倒です。
<ビタミンB2・B6の摂取>
細菌に対抗するための粘液をつくるために、皮膚や粘膜を守る「ビタミンB2」、皮膚や粘膜の健康を維持してくれる「ビタミンB6」の摂取を日頃から心がけましょう。
ちなみにビタミンB2はさけや豚肉に、ビタミンB6はお米に多く含まれています。
はる歯科では口内炎に塗る薬を処方しています。
ご希望の方はお気軽におっしゃってくださいね。
クリーニングをして、お口の中をきれいにしておくことは口内炎の予防になります。
歯周病や虫歯の予防にも重要です。
その際にはぜひはる歯科診療室にお越しくださいね!
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