香川県高松市 西町の浜街道沿いにある歯科医院、はる歯科診療室です♪
みなさん、こんにちは😃 院長の野口です ( ^ω^ )
寒さも厳しくなってきましたので、体調管理に気を付けていきましょうね (●´ω`●)
今年の夏頃だったと思いますが、某有名アイドルの女性が親知らずを一気に4本抜いたというネットニュースを目にしました。
一本抜くのでさえ、大変なこともある親知らずの抜歯 (*_*)
多忙ゆえに仕方がなかったそうなのです。
アイドルって本当に大変なんだな・・・と思いました。
結局そのアイドルは高熱が出て、顔もかなり腫れて仕事を休むことになったんだとか ゚(゚´Д`゚)゚
親知らず抜歯=痛いというイメージがあり、なかなか気がすすまないですよね。
親知らずは顎の小さくなった現代人には生えるスペースがなく、虫歯や歯周病等のトラブルになることがあります。
生えてくる際に手前の歯を押してしまい、噛み合わせも変わってしまう方もおられます。
それでは親知らずは全部抜くべきなのかと言うと、そうではありません
親知らずの中には完璧に骨の中に埋まっていて生える見込みのないものもあります。
かみ合わせを構成する第二大臼歯(親知らずの手前の歯)に悪影響を及ぼす可能性のある親知らずは抜歯の適用になることもあります。
いずれもレントゲン写真等のしっかりとした診断が大切です
以前、私はある2人の患者さんの親知らずの抜歯を同日に行いました。
2人とも抜歯したのは同じ下顎です。
1人目の患者さんは30代で、もうすでに斜めに親知らずが生えており頭の一部が歯肉から出ていました。
手前の歯が虫歯になっており、歯周病も進行していました。
2人目の患者さんは高校生で、全く生えておらず親知らず自体も頭しか出来ていませんでした。
2人とも無事に抜歯を終え、1週間後に抜糸をしました。
その時に2人に明らかな違いが! (◎_◎;)
1人目の患者さんはこんな時に限って仕事が忙しく痛みが続いていたそうです。
痛み止めを飲んでいたので、なんとか大丈夫だったそうです。。。
治癒も遅く、傷口に抗生物質の軟膏を塗布する事になりました。
もう一方の患者さんはきれいに傷口が治っており、痛みもほとんどなかったんだそうです (o^^o)
この2人の違いは親知らずの状態です。
トラブルが起きてしまった後の抜歯は、やはり治癒が遅くなってしまいます。
「もっと早く抜いとけばよかった😭」と30代の患者さんは呟いておられました。
親知らずはとても嫌なイメージですが、しっかりと診断することがまずは大切です!
疑問等がありましたら遠慮なくご質問なさってください (*゚∀゚*)
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