香川県高松市 西町の浜街道沿いにある歯科医院、はる歯科診療室です♪
みなさん、こんにちは😃 院長の野口です ( ^ω^ )
山の木々が色鮮やかになってきましたね🍁
朝晩の冷え込みにこの美しさもあともう少しなんだなと実感させられます。
残り短い秋を楽しみたいと思います(^◇^)
私には大切にしているノートがあります📖
それは広島の勤務医時代に勉強会で使っていたノートです。
その勉強会は毎月第1、第3火曜日の2回あり、夜の8時〜10時まで開催されていました。
当時私が勤務していた歯科医院が主催をし、同市で開業されている先生を講師としてお招きして行っていました。
その講習会は毎年行われており、今も開催されているんだそうです。
アドバンスコース(第1火曜日)とベーシックコース(第3火曜日)に分かれて毎回違うのテーマの講習をされていました。
私は勤務している間ずっと参加させて頂いていました✏️
時にはメーカーの方を招待され、新しい製品についての情報を教えてもらうこともありました。
年に一度は豚の顎骨を使ってのライブオペもありました。
先生の鮮やかな手さばきは本当にすごかったです!
その時に講師の先生の言葉で忘れられないことがあります。
それは『歯科治療は二人三脚。そしてたし算ではなくかけ算。1人が転けたらおわり。1つでも0になったら0になる!』
ちょっと意味が分かりませんよね。。。
歯科治療は患者さんと我々歯科医師と衛生士の共同作業なんです。
誰か1人だけが頑張っても上手くいかないし、1つでも上手くいってないと完成しません(><)
実は私には苦い経験があります。
あの頃の私は色んな症例をこなし、自信がつき始めていた頃でした。
そんな時にある患者さんに「先生に任せるよ。」と言われ有頂天に。
治療計画を自分なりに立てて行っていました。
すると次から次へと思わぬトラブルに!(◎_◎;)
突然歯肉が腫れたり、大丈夫だと思っていた被せが取れたり。
患者さんも任せると言っていたのに、プラークコントロールがイマイチ。
そんな時にその患者さんと衛生士さんが楽しそうに会話していました。
「そうだったんですね!ようやく分かりました!歯磨き頑張りますよ!!」
一体何の話をしていたのか気になり後から聞いてみました。
衛生士さんは「先生、実はあの患者さん治療についてよく分かっていなかったそうです。ご自身の現状も歯周病だということもよく分かってなかったみたいです。」
あの患者さんが私に任せるよとおっしゃってくれたのは、『信頼しているから任せる』ということではなく『よく分からないから任せる』ということだったんです(◞‸◟)
それから私は院長に相談し、もう一度治療計画を見直しました!
院長は「先生の治療計画ちょっと甘かったかな。 私達は一回の治療で20年持つ治療を目指さないとな! 信頼関係ができていると思っていても、患者さんって思っていることを意外とドクターには言わないんだよ。 だけど衛生士には言えるんだよ。 そんなこと思っていたんだって報告うけてびっくりすることがいっぱいあるよ」と。
その後その患者さんは無事に全ての治療を終え、今も定期健診に通っておられるそうです。
この時の苦い経験と講習会の金言をもとに、はる歯科ではまず衛生士がカウンセリングを行なうようにしています。
他にもたくさんの金言を頂いたのでまたブログで紹介したいと思います!
疑問やお悩み、治療の希望等がありましたらカウンセリングの際になんでもおっしゃってくださいね⭐︎
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31 はる歯科診療室