香川県高松市 西町の浜街道沿いにある歯科医院、はる歯科診療室です♪
みなさん、こんばんは😃 院長の野口です( ^ω^ )
日に日に寒さが厳しくなってきましたね🍃
寒さが苦手な私にとってつらい季節が訪れてきました😣
今年の冬は厳冬でないことを祈るばかりです。
ところでみなさんは11月8日は何の日かご存知ですか?
正解は「いい歯の日」です!
日本歯科医師会は、「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いを込めて、厚生労働省とともに 1989年(平成元年)より「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」を積極的に推進しています。
「いい歯の日」は、その 「8020運動」推進の一環であり、国民への歯科保健啓発の強化を目的としています。
高齢化社会を迎え、とても興味深い研究結果の記事を発見しました✏️
サンスターグループ オーラルケアカンパニーは10月31日、「根面う蝕(根元むし歯)」の現状に関する調査結果を発表しました。
この研究成果は、第147回日本歯科保存学会2017年度秋季学術大会で発表されました。
近年、高齢者のう蝕は残存歯数の増加に伴って増加し、歯と歯の間にできるう蝕のほかに、歯の治療を行った詰め物の隙間からう蝕が広がる「2次う蝕(再発むし歯)」や、歯周病や加齢などによって歯肉が退縮し、 歯の根面が露出した部分に発生する「根面う蝕」が大きな課題となっています。
しかし、根面う蝕に関する研究報告は少なく、歯周病との関連性を調査した報告もほとんどありませんでした。
今回の研究は、根面う蝕有病率の現状に加え、根面う蝕重症度と歯周病重症度の関連性を調査することを目的に実施したという。
根面う蝕と歯周病の重症度、50歳代以外では相関見られず
調査は、2016年11月から2017年1月の2か月間に、サンスター財団附属千里歯科診療所に通院し、カルテデータの使用に同意を得ている20代~80代の男女298名を対象に行われた。サンスターは、調査対象者の匿名カルテ資料の提供を受け、根面う蝕有病率、根面う蝕重症度と歯周病重症度の関連性を調査したという。
その結果、根面う蝕有病率は、全体の49.3%であり、30歳代の7.7%から年齢が高くなるにつれ増加し、80歳代が70.0%で最も高い結果だった。
また、根面う蝕有病部位の約90%に歯周病、もしくは歯周病既往歴が確認されたことから、歯周病により歯肉退縮が起こり、根面う蝕になるリスクは高いと考えられるという。
その一方で、根面う蝕と歯周病の重症度については、50歳代以外では相関が見られなかったという。
これらのことから、根面う蝕や歯周病が発症する前に、根面う蝕予防と歯周病予防を併せて実施することが最も需要であると結論付けている。
いずれの予防も定期健診がとても大切です!
はる歯科では治療はもちろん予防にも力を入れています(^◇^)
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