みなさん、こんにちは!

 

はる歯科診療室、衛生士の池田です。

 

天気の悪い日が続いていますね…
ジメジメした暑さがあったり、晩は冷えたりと体調を崩しやすい時期でもありますので、気をつけてくださいね😢

 

 

ところで、みなさん8020運動というのをご存知でしょうか?

 

どこかで目にしたり聞いたことがある人が多いかと思います。

 

 

 

8020運動とは・・・

 

1989年(平成元年)より、厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している『80歳になっても20本以上自分の歯を残そう』という運動です。

 

 

8020の「80」は、男女の平均年齢を、
「20」は、硬い食べ物でも満足して食べるために必要な歯の本数を表しています。

 

 

 

『生涯、自分の歯で食べる楽しみが味わえるように』との願いを込めてこの運動が始まったと言われています。

 

 

◎噛むことのメリット

 

・胃腸への負担を小さくする🍚
噛むことで唾液が増え、唾液に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷんを消化する、消化作用が働き、消化を助ける。

 

・虫歯、歯周病の予防
噛むことで唾液が増え、唾液の浄化作用により、口の中の汚れを洗い流し綺麗にする。

 

・肥満予防✨
満腹中枢が刺激され、満腹感が得られる時間が短縮される。

 

・小顔効果、言葉の発達💬
硬いものを噛む、噛む回数を増やすことで、顔の筋肉を鍛えることができる。
表情が豊かになったり言葉の発音がきれいになったりする。

 

・脳が活性化される、ボケ防止💭
顎を動かすことで脳が刺激され、脳の働きを活性化する。

 

・ストレス解消、うつ解消☆
噛むことによってセロトニンという物質が分泌され、自律神経のバランスが安定する。

 

・免疫力を高める💪💨
唾液の消化酵素によって胃腸への負担が少なくなり体全体のバランスが良くなることで免疫力がupします。また、唾液に含まれるペルオキシダーゼという成分が発がん性を抑えるのでガン予防にも期待されています。

 

・味覚の発達👅
食べ物の形や固さを感じることができ、味がよく分かるようになるなど、味覚が発達します。

 

 

噛むことによってたくさんのメリットがあります!👌
噛めることはより美味しく食事するため、体のためにも大切なのですね( ´﹀` )

 

 

 

◎8020運動達成率

・運動開始当初:7%程度(残存歯数4~5本)

 

・2005年(平成17年)歯科疾患実態調査
(80歳~84歳):21.1%
(85歳以上):8.3%
達成率がかなり上がっています。

 

2007年(平成19年)に出された中間報告ではそれを大きく上回る25%を達成しています。

そして2011年では40%を超える達成率となりました。
(参照:厚生労働省・歯科疾患実態調査)

 

 

(厚生労働省、歯科疾患実態調査結果から引用)

 

 

大きく達成率が上がっていることが分かりますが、まだ半数の方が20本以上残せていない結果となっています。

 

 

 

歯を残すために自分でできることとして、
たとえば……

 

・正しい食生活
栄養バランスを整え、砂糖の多いものをとりすぎないこと

 

・禁煙🚬
歯を失う原因の第一位は歯周病です。
たばこが原因で歯周病が増悪すると言われています。

 

・歯ブラシ以外の歯科用品の併用
デンタルフロス:歯と歯の間の汚れをとる
フッ素入り歯磨き粉:フッ素により歯を虫歯になりにくくする
また磨き残しがないよう、正しい磨き方で磨くことも大切です。

 

・定期歯科健診
やはり自分だけで歯のメンテナンスをするのには限界があります。
歯のプロによってケアをしてもらい、虫歯や歯周病を悪化させる前に治療、予防するなど歯科医院にかかることもとても大切になります。

 

美味しく食事できるということは、心も体も満たされます。

8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲があるとの調査結果があり、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。
(引用:日本歯科医師会HPより)
健康的に過ごすためにもやはり歯は大切であることが分かりますね☺️

 

みなさんも、自分の歯で美味しく食事でき、健康な人生を送るためにも歯を大切にしましょう!

自分のお口の中に虫歯がないか、不安な方、歯周病が少しでも気になる方、まずは健診にいらしてください!

 

 

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31 はる歯科診療室

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