香川県高松市 西町の浜街道沿いにある歯科医院、はる歯科診療室です♪
みなさん、こんにちは!
歯の根の治療方法
一言で虫歯の治療といっても、虫歯の進行具合で様々な治療法があります。
その中の一つ、歯の根の治療(根管治療)は、深い虫歯などで歯の神経を取ったあと、神経が入っていた根管をきれいにして、根の先まで薬を入れる処置です。
歯の根の治療(根管治療)は、被せ物などの土台になる根の治療なので、歯を残すためには最も大切な治療なんです
しかし、根管は歯の種類によっては形も複雑で、手探りの作業になります。そのため、時間を掛けて歯の根の治療(根管治療)を行わないと、根の先まで完全にきれいにできません。後になって、根の先に病気ができてしまうこともしばしばあります。
その際、根管長測定器(こんかんちょうそくていき)というものを使います。
根管長測定器とは
根管長測定器は、口腔粘膜と根管内に挿入した測定電極の先端との間のインピーダンス値を測定することにより、根の長さを把握する装置なんです。
インピーダンス値は、人種、年齢、歯種による差がほとんどなく、一定の値(6.5kΩ)をとるという性質を利用しています。
根管長測定器より伸びた対極を口角部に、関電極をファイル(根管の中をきれいにするまち針の様な器具)に取り付け、根管部へ挿入しながら測定を実施します。
ちょっと難しい説明ですよね。。。
簡単に言うと、根尖、根管の長さが適切な位置までファイルが届くと、「ピ~ピロピロ ♪」「ピロリロリ~ 🎶」のような電子音が鳴り、位置の確かさを知らせてくれる仕組みになっております。
よく患者さんから、唇にかけた器具と時折鳴る電子音はなんなのか、とご質問をいただきますが、こんなことが行われていたんです!(◎_◎;)
なお、口腔内の状況により一定の誤差が生じるため、X線写真での測定、平均歯根長、手指の感覚、などと組み合わせて根管治療を行っています。
根管治療の来院をやめると大変なことに!
ちなみにこの根管治療、大切な治療なんですが、とても地味なんです(><)
銀歯が入る治療などは目で変化があり、患者さんにとても分かりやすいのですが、この治療は特に変わり映えしません。
痛みもなくなっているので、患者さんの来院が途絶えることもあります(´Д` )
その結果、痛みの再発や、最悪の場合保存不可能となり、抜歯ということも!
歯科治療は目で見えないだけに、不安や疑問に思うことがたくさんあると思います!
はる歯科では、患者さんに安心して治療を受けて頂きたいと思っています。
些細なことでも構いませんので遠慮なくご質問なさってください⭐︎
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