香川県高松市 西町の浜街道沿いにある歯科医院、はる歯科診療室です♪
みなさん、おはようございます!
先日観たテレビ番組で、舌ガンについて特集をしていました。
その番組では実際に舌ガンになられた男性の体験をもとに構成されていました。
その男性は元々口内炎ができやすい体質だったんだそうです。
仕事が多忙ということもあり、度々口内炎が出来ていたんだとか(´Д` )
食事の度に痛むけれどいつの間にか治ることもあり、歯科には受診せずに自然治癒するのをいつも待っていたんだそうです。
そんなある日、また舌に口内炎が。。。
しかし、その口内炎は今までと違い全く痛くなかったんだそうです。
いつもと違うな?まぁでもそのうち治るだろうと思いつつ仕事の忙しさもあり放置していたんだそうです😔
むしろ痛くなくてラッキー(^ν^)と思っていたんだそうです。
いつもは長くても2週間あれば治るはずなのに、その口内炎は治ることなくむしろ大きくなっていたんだそうです!(◎_◎;)
それでもその男性は痛みがないので、歯科を受診しなかったんだそうです。
それからさらに2ヶ月たった頃、たまたま歯科衛生士の方に会う機会があり、舌をみてもらったんだそうです。
衛生士の方は男性の舌を観た瞬間、絶句(゚д゚lll)
「早く歯科を受診してください!これは口内炎じゃないですよ!!」
男性はアドバイス通りにすぐに受診し、舌ガンという診断がくだされました。
舌ガンは早期発見され、小さいものだと切除して、残りの周りの組織を縫い合わせるだけですみます。
しかしこの男性は広範囲に広がっており、舌の半分くらい切除が必要だったんだそうです。
切除した後は、他の体の部分から移植をしたそうです。
たかが口内炎だと思っていたのに、まさかこんなに大げさになんなんて・・・男性の嘆きが印象的でした。
この男性は幸い喋ることも味覚も、全く違和感なく過ごせているんだそうです( ^ω^ )
この舌ガンという病気の原因に、舌に対する慢性的な刺激も関与していると示唆されています。
銀歯が外れたまま放置していた歯のギザギザ部分が、常に舌に刺激することによって起こることもあります!(◎_◎;)
治療途中で放置している歯でも、同じことがいえます。
そのような状態の方は、かかりつけ歯科を早急に受診してください。
私たちが思っているより、舌はデリケートなのかもしれませんね!!
そういえば、私が勤務医時代に先輩の歯科医師が口腔底ガンを発見したことがありました。
口腔底ガンは舌の下に出来るガンです。
患者さんには自覚症状が全くなく、たまたまクリーニング目的で来院されたんだそうです。
すぐに大きな総合病院に紹介しました。
患者さんにはやはり口腔底ガンだと診断され、治療を開始されました。
その患者さんが来院された時、「先生、ありがとう!ガンを見つけてくれて!総合病院の先生が早期発見中の早期発見っだってさ!見つけたのは運が良すぎるってー笑!いやークリーニングにマメに通うもんだねー!!」
その患者さんの元気な笑顔が未だに忘れられません。
どんな病気もやはり早期発見、早期治療が大切です!
それによって治療の選択肢が変わります。
たとえ痛くなくてもおかしいな?と思われたらまずは相談なさってくださいね⭐︎
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31 はる歯科診療室