はる歯科診療室です
昨年において、ご家族様からお子様の歯に関しての質問の中に、
「 むし歯になりやすいのは遺伝ですか? 」
という質問がありました。
むし歯は生まれた子供のお口の中には存在しないといわれています。
家族、特に子供と接する機会の多い、お母さんからの感染が大きいと思われます。
したがって、むし歯の無い子を育てるには、家族全員のお口の健康が重要になります。
むし歯の多い家系とあきらめずに、食後の歯みがき、フッ素の応用、定期的な歯科健診など家族で努力して、むし歯の無い子に育てていきましょう。
定期的な歯科健診には、高松市で行われている歯科保健事業がいくつかございます。
●1歳6か月児歯科健診
初めての健診・・・・・お口の中にむし歯菌が入ってくる時期
●幼児歯科健診
2歳頃の健診・・・・・最初のむし歯が出来やすい時期
●親子の歯の健康教室
幼児とその保護者を対象に歯科健診や相談を行います。
●3歳児歯科健診
25%の子がむし歯になる時期 (✽平成22年度高松市3歳児歯科健診 実施結果より)
●就学児歯科健診
永久歯が生え始める大切な時期・・・・・小学生になる前に、むし歯を治しましょう。
●学校歯科健診
生え変わり、歯並びに注意する時期・・・・・保護者の仕上げ磨きがなくなり、むし歯が増えやすい時期
●妊婦歯科健診
お母さんと赤ちゃんのためにも大切な時期
●成人歯科健診
40歳、50歳、60歳、65歳、70歳、75歳の方が対象
●各地区での歯科健康教室・健康相談
歯周疾患等の歯科保健に関するお話や歯科健診を行います。
●成人の歯の健康教室
20歳以上の方を対象に歯科健診や歯周病予防・義歯などについての相談を行います。
上記の健診は、高松市歯科医師会が全力で支援している事業で、生涯自分の歯で食事できるように歯を大切にすることと、お子様に歯の大切さを伝える役目もある保健事業です。