はる歯科診療室です。
みなさん、こんにちは。
先週、インプラントの講習会に参加してきました。
会場には、たくさんの方が遠方より来られていました。
講習会の講師の先生は、私が以前、勤務していた時に、
5年間所属していたスタディーグループの先生ということもあって、
土曜日の診療を終えた後、広島まで行ってきました。
講習会の内容の中にも、メインテナンスが大変重要であるということが繰り返されていました。
これはインプラントに限らず、普通の歯にも当てはまります。
お口の中には何億もの細菌がいて、歯垢(デンタル・プラーク)という細菌の塊を作っていきます。
これを放っておくとムシ歯や歯周病になります。
そこで歯磨きをしてプラークを取り除いて予防するのですが・・・
しかし、100%プラークを落とすことができる人は、ごく少数です。
自分では磨いているつもりでも、磨けていないところは気づかないうちに
ムシ歯や歯周病になってしまいます。
そのためにメインテナンスを行ってプラークをコントロールしていきます。
学生時代の口腔衛生学の教科書に書かれていた
1節を思い出しました。その1節とは・・・
”予防とは、最大の医療である”という言葉です。
言いかえれば、予防していれば、例え、小さな病気でも最小限に
することができる! ということにもなります。
私の友人で、ワシントン州のタコマという小さな街に
在住しているアメリカ人は、月に1回、仕事の休みの日に
歯のクリーニングに行っていると、話してました。
今回の講習会を通じて、歯のメンテナンスは、大変重要であると感じました。